色の新しい捉え方 - 現場で「使える」色彩論

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色の新しい捉え方 - 現場で「使える」色彩論

  • 著者名:南雲治嘉
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 光文社(2014/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334034580
  • NDC分類:757.3

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内容説明

「色で心がわかる」「幸せになれる」「モノが売れる」――色の曖昧さをいいことに、根拠が希薄な色彩論が溢れるなか、脳科学をも応用した“新たな色彩の世界”にあなたを案内する。

目次

第1章 あの「色相環」には根拠がない―色の根拠(色彩検定は役に立たない!? 色の正体とは? ほか)
第2章 色の力は適材適所―色の見え方と感じ方(色には力がある 人の目を引きつける力 ほか)
第3章 オンナはなぜ赤なのか?―色はメッセージ(色はメッセージ 色のメッセージは三種類 ほか)
第4章 好きな色は一色ではない―色と心理(赤が好きな人は本当に情熱的? 嗜好色調査 ほか)
第5章 色は調和させなくてもいい―色彩センス(色彩センスは「他人への気配り」 色に対する四つのタイプ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

10
色は、自分を含めた相手をもてなすことができる。おおざっぱに色=光=電磁波であり、素粒子から成っている。素粒子を切り口に考えた色の特徴は、エネルギー、時間、波長を持ち、それぞれ彩度、明度、色相を表す。また、色は生理的、記憶的、知識的の3種類のメッセージ性を有している。昨年カラーコンサルタントを受けて、自分に似合う色を教えてもらったが、それらの色をどう組み合わせるかの参考になった。色で自分の気持ちを伝え、相手をもてなすを磨いていきたい。今日の気持ち、何色で表現しよう?2016/01/10

天橋

3
「他の本と違って科学的だ!」というのがこの本の背景にあるらしいのだが、その肝心の科学知識が間違っていてはどうしようもない。p.86「波長が長ければその分、光が早く目に届く」波長により光速が異なるとおっしゃる?2016/03/23

raimu

3
驚くべきトンデモ科学な本だった。筆者は従来のあやふやで科学的な根拠の無い色彩論を否定し、新しい色の捉え方を提唱しようとしているが、そもそもその根拠となる”科学的”な部分に大きな間違いが多々含まれているので全く説得力がない。巻末に参考文献が列挙してあるがこれらを本当によく読んで理解しているのだろうか?間違いの数々に思わず頭を抱えてしまった…。科学的な間違いのせいで正直この本の内容も、理論のあやふやさにおいて筆者の批判する従来の色彩論と変わらないものになってしまっている気がする。2015/08/12

月華

3
図書館 色々専門的なことが書かれていて、ちょっと難しかったです。日本の国旗の色の意味(赤が太陽、白が誕生・宇宙)ということが書かれていて、色に意味があったんだと思いました。2011/10/24

かりん

3
4:はじめてこの人の本でいいものに出会った…。色相環やカラーセラピーなどを斬っています。知っているからこそ、色がすべてじゃないと教えてくれます。2008/10/20

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