古代史悪党列伝 「正史」に封印された謎と真実

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古代史悪党列伝 「正史」に封印された謎と真実

  • 著者名:関裕二【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 主婦と生活社(2012/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391135756

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内容説明

歴史の中で「悪」のレッテルを貼られているものどもは、ただ単に「政争に敗れたものども」にすぎないことがままある。その一方で、これまで「正義の味方」と思われていた英雄が、じっさいには、「本当の悪」だったということもありえるのだ。また、地域や立場の違いによって、人物評ががらっと変わることも十分考えられる。幕末の京都で暴れ回った新撰組がいい例だろう。倒幕派にすれば新撰組は極悪人だが、江戸幕府からみれば、「忠義の人々」である。敗れる側に自ら身を挺した彼らの姿に、「滅びの美学」を嗅ぎ取ることもできる。では、古代史の「ワル」どもの正体はいかなるものだったのだろう。悪徳の天皇と罵られた雄略天皇。天皇家をないがしろにした蘇我入鹿。独身女帝を手玉に取り、皇位を簒奪しようとした道鏡などなど。古代史には個性豊かでふてぶてしい輩がわんさかといる。彼らの正体はいかなるものだったのか。古代史の「ワル」どもの正体を明かしていこう。

目次

第1章 神話伝説に登場する悪党(高天原で乱暴狼藉を働いたスサノオ;日本神話の象徴は曲者だったヤマトタケル ほか)
第2章 悪徳天皇の時代(史上初めて天皇に逆らった長髄彦;仲哀天皇の妻を寝取った住吉大神 ほか)
第3章 聖徳太子と悪党たち(仏教導入に反対し朝廷に楯突いた物部守屋;古代史最大の悪人・蘇我入鹿 ほか)
第4章 天平の怪人・怪僧たち(歴史のどんでん返しを用意した持統天皇;藤原のひとり天下を築いた藤原不比等 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

0
関裕二先生の著作にしては控えめかなあ…2015/01/02

甘木

0
B本フェアにてゲット。表紙の雰囲気からしてアレだが、著者が歴史学者ではなく歴史作家であることを念頭に読むべき本。2012/07/26

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