創元推理文庫<br> 木野塚佐平の挑戦だ 木野塚佐平シリーズ2

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創元推理文庫
木野塚佐平の挑戦だ 木野塚佐平シリーズ2

  • 著者名:樋口有介【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 東京創元社(2012/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488459116

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内容説明

桃世はケニアに行ったきり。現職の総理大臣が急逝し、世間は大混乱だというのに、あこがれの美人ニュースキャスター香川優子の姿に煩悶する木野塚佐平氏。ダブル不倫、ホモの失踪事件、おなじみ高村女史からの無理難題を解決しては、糊口をしのぐ毎日。そんなある日、電波系オタク男からの依頼、中年女からの盗聴の相談と、事務所に続々寄せられる妙な仕事。さらには、あの香川優子をじかに訪ねる機会まで・・・・・・。抱腹絶倒、呵々大笑、ケニアから帰国した桃世とともに、木野塚氏は今日も行く。ユーモア・ハードボイルド長編。シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

78
【木野塚探偵事務所シリーズ】第2弾。警察では事務職一筋だった木野塚が、憧れの探偵事務所を始めた物語。特徴的なのは前作と違い長編であるため、アフリカから帰ってきた助手の桃世と再開したのち、次々と不思議な事件が舞い込む。ひとつの事件から次の事件へとどんどん繋がり、あまりにも突拍子もない展開に着いていくのがやっと。ハードボイルドを気取ったという感じで前作を読んだが、本作はもう総理暗殺とか公安の暗躍とか、シリアスに発展し過ぎではないのか。ユーモアハードボイルドという路線を、私としては極めて欲しいと願う次第です。2021/11/30

coco夏ko10角

24
シリーズ第2弾。前作からスケールがどーんと大きく。これ主人公じゃなかったら途中で死んでるぞ。にしても桃世はすごい。2019/05/26

背番号10@せばてん。

23
2008年8月26読了。シリーズ第2弾。あらすじは忘却の彼方。2008/08/26

ジロリン

15
定年退職した警視庁職員の経理マンが主人公の、ハードボイルド小説のパスティーシュ、と思って読み始めたシリーズ。なのに、総理大臣暗殺だの公安の暗躍だの、段々コトは大げさでシリアスになり…その辺も含めてユーモアたっぷりのお話なのだが、シメは見事にハードボイルド。思わず「よっ佐平さん!ハードボイルド!」と掛け声をかけたくなるラストでした。2014/12/22

蕭白

9
長編。主人公が愛らしく感じられるようになった。そろそろ続編が出ても・・・。楽しみに待っています。2020/02/21

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