内容説明
季語は日本人が育んできた四季折々の季節のことば。豊かな季語の世界を古今の名句を実例に挙げているので、はじめて俳句を始める人にもわかりやすい。季語を学べば、美しい日本語と俳句の基本が自然と身につく。
目次
第1章 すべての季語に本意がある―春の季語(すべての季語に本意がある 「季節の本意」を知る ほか)
第2章 「切れ」は季語を生かす―夏の季語(「切れ」は季語を生かす 一物仕立てと取り合わせ ほか)
第3章 「惜しむ」ということ―秋の季語(「惜しむ」ということ 八月は死者の月 ほか)
第4章 時候の季語の落とし穴―冬の季語(時候の季語の落とし穴 無季の句について ほか)
第5章 新年詠はめでたく詠む―暮と新年の季語(新年詠はめでたく詠む 暮と新年の季語 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nemunomori
12
すべての季語には「本位」がある。ひとつひとつの季語を深く理解することとは、五感を研ぎ澄まし季節を味わうことかも知れない。改めて言葉を大切にしたくなる。 俳句の入門書をいろいろ漁っていますが、長谷川櫂さんの著作は論理的で理解しやすいです。2017/04/13
山吹
2
季語の本意の解説がとても分かりやすい。2014/03/29
takao
1
ふむ2024/10/14
とむ
1
季語はその本意をしっかり掴まないと生きてこないということが理解できた。ひとつひとつの季語の本意と向き合って句作していきたい。2022/07/09
けろ
1
初心者でもわかりやすかった。2018/09/14