内容説明
季語は日本人が育んできた四季折々の季節のことば。豊かな季語の世界を古今の名句を実例に挙げているので、はじめて俳句を始める人にもわかりやすい。季語を学べば、美しい日本語と俳句の基本が自然と身につく。
目次
第1章 すべての季語に本意がある―春の季語(すべての季語に本意がある 「季節の本意」を知る ほか)
第2章 「切れ」は季語を生かす―夏の季語(「切れ」は季語を生かす 一物仕立てと取り合わせ ほか)
第3章 「惜しむ」ということ―秋の季語(「惜しむ」ということ 八月は死者の月 ほか)
第4章 時候の季語の落とし穴―冬の季語(時候の季語の落とし穴 無季の句について ほか)
第5章 新年詠はめでたく詠む―暮と新年の季語(新年詠はめでたく詠む 暮と新年の季語 ほか)