角川文庫<br> うちのパパが言うことには

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角川文庫
うちのパパが言うことには

  • 著者名:重松清
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • KADOKAWA(2013/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043646050

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内容説明

かつて1970年型少年で、40歳を迎えて2000年型おじさんになった著者が、ある時は鉄腕アトムや万博に心動かされた少年時代の思い出を通して、ある時は現代の問題を通して、家族や友、街、絆を綴ったエッセイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じいじ

104
 とても気持ちがホッコリする読了感です。優しさのこもった暖かい文章で、懐かしい想い出が甦ってきました。面白かった。反抗する息子に手をあげた際の、息子のセリフがいいですねぇ。「文句ばかり言うなよ!俺生まれて初めて中学生をやってるんだぞ…」、親父の逆襲が見事。「うるさい!お父さんだって中学生を育てるのは生まれて初めてなんだ…」(笑)。私も人生、生まれて初めての未来〈80歳超え〉に向かって、たくさんの元気をもらいました。最後に苦言をひと言。重松さんの「肺」が心配です。1日80本の煙草は目茶目茶身体に悪いです。2017/02/16

ぶんこ

53
40代お父さんの心の内に興味津々。育った環境がかけ離れているだけに面白かったです。団地住まいを舞台にした物語が上手な原因がわかったような気がするくらい、わかり易い。ジャイアンのエッセイが特に面白かったです。色々な思いを抱えたおじさん、意外や可愛い。亡き父を思い出してしまいました。もっと親孝行しておけばよかった。2017/03/04

NAO

28
生まれて初めてと~のせい、~にゆだねるは解るな~、共感し過ぎる私は・・・変に馴染む一冊でした。2015/04/27

ミカママ

28
表紙の重松少年がめちゃかわいい!重松一家というのは、母上の愛情のもとに成り立ってたんだな、というのがよくわかった。重松作品をより深く理解するためには、読んだほうがいいエッセイです。2011/08/05

みやけん

19
★★★☆☆重松清なのと表紙に魅かれて。とてもかわいらしい。印象は短編集ということもあり中途半端な感じのものなどまちまち。「子どもも親も初めて」には納得。子どもとどう向かい合うか考えさせられた。小2のとき水色のペンキに手を突っ込んでデスラー総統みたいになってずっと水色の手のままになると思って泣いたのを思い出した。作者はドモるけど、しゃべりたいというジレンマは痛いほどよく分かる。2015/06/14

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