内容説明
クアルームの王妃となった姉を訪ね、ロザリーは美しい小島で日ごろの疲れを癒していた。三年ぶりに絵筆をとって夜明けの海辺を描いていると、白馬に乗ったすてきな男性が現れ、波打ち際で水と戯れるのが見えた。男性が島のシークとも知らずに、ロザリーは夢中で描き始める。やがて馬が岸のほうに戻ってきたかと思うと、すぐ近くに止まった。請われて描きかけの絵を見せたロザリーに、馬上の男性は言った。「ぼくの絵を完成させたいなら、きみにぼくの朝を四日あげよう」喜んだのもつかの間、続く彼の言葉にロザリーは息をのんだ。「きみの午後をぼくにくれるなら」★先月「シークの略奪愛」で日本語版デビューを飾ったアニー・ウエストが一途な愛の物語を描き上げました。前作のヒロインの仲良しの妹が登場。お相手はエキゾチックなシークです。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
13
@積読解消中。随分前にコミックを読んだ覚えが。ハーレクインを読み始めたばかりの頃で、お話に入りづらいなと思った。今小説を読んでみて、ヒーローにもヒロインにも魅力を感じないし、お話もなんだかピンとこないので、結論。コミックがいいと思えなかったのは原作のせいかと。2019/08/06
ちゃろ
8
★★☆☆☆再読。続き物らしい。ヒロインの姉が国王の妻。ヒーローが怪我をして動けない時に時間つぶしでヒロインに近づく。お互い一目惚れ。ヒロインの辛い過去もヒーローはあっさり乗り越え誘惑に成功。全体的に読みづらかった。ヒロインの悲観的なムードも残念。2016/09/16
ひまわり
2
ヒロインが国王の義妹でヒーローがシーク。 関係をもった後ヒロインの素性を知り家族も同然だから許されない・・・ って苦悩してたのに、あっさり結婚できるのが不思議。2010/11/29
romance_holic
1
「シークの略奪愛」のスピンオフ。ヒロイン同士が姉妹です。2010/07/08
こえん
1
過去に辛い思いをしたヒロインに惹かれていくヒーローが楽しかった。ふたりのやりとりがメインだったのでその他の部分がもの足りない気がしたけど。2009/04/29