内容説明
下諏訪で埋蔵金の記事を持った男が、そして京都で光秀縁者の子孫を名乗る男が奇妙な死を遂げた。二つの死亡事件を探る卜部親子は戦国時代の大きな謎に辿り着く。本能寺の変が起きたときの秀吉と家康の不可解な行動。そして光秀の首は彼自身のものだったのか。現代と戦国時代が交差する壮大な歴史ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちばと~る
10
武田埋蔵金をめぐる他殺体から、本能寺の変の真相へと迫る歴史ミステリ。愛宕百韻の連歌の謎、南宗寺、坂本城、諏訪大社、東照宮、江戸城の位置関係の謎。かごめかごめの真の意味。明智と徳川歴代将軍、真田家との血縁関係。なかなか読み応えあり!!…だけど現代部分のミステリーはちょっとなぁ~面白かった!!満足!!2013/01/27
hooligans.nag
9
読書メーター読了記録500冊目 最初の「あの場所では死んでいない」は目から鱗でしたが読み進めると可能性が可能性が可能性がの連続で辟易 徳川家にメリット無い約定なんですよね2024/10/20
シン
5
朝廷プロデュースによる、光秀・秀吉・家康による謀略。最終的な勝者は光秀・・・。歴史の上でのストーリーの展開は非常に面白かったです。小栗栖での光秀の最期や秀忠、天海、春日局の話は納得してしまうところがありました。でも、それが事実であるかは誰もわからない。他人に知られたくないこと、真実ほど文献や書面となって残らないのは確かなことだと思います。だからこそ歴史には夢やロマンの要素が現れて面白くなるのでしょう。2014/01/14
のみちゃん
2
最近「読書好き」という共通点を知り合った友達から初めて薦めて貰った一冊。「最近読んだ名作。身震いした」と聞いて読んでみた。どこまでフィクションなのかわからないながら、そんな推察も出来るのかと目を見開いたことが幾度かあったが、歴史物を好んで読んでこなかった(知識の浅すぎる)私には十分に楽しめるものではなかったようだ。知識不足が悔やまれる…。こういう作品を多く読んで知識がついたら、より楽しめるようになりそうだな。2017/09/08
PS250な狂星子
2
歴史のミステリを解き明かしていくところは、とっても面白いが、本題のミステリは。。。(笑)2012/12/05
-
- 電子書籍
- 皇妃様のシークレットレッスン【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- 喰魔戦線-Ghoul Battle L…
-
- 電子書籍
- 帰ってきたハイスクール!奇面組 ジャン…
-
- 電子書籍
- 女なのでしょうがない(2)
-
- 電子書籍
- 旅ボン ハワイ編