中小企業にしかできない持続可能型社会の企業経営

著者名：森建司【著】

サンライズ出版（2013/12発売）

• ISBN：9784883253531

内容説明

企業経営の実践の経験から今、あらためて社会に問いかける著者の思いは「循環型社会システム研究所」の設立となった。そして本書では、モノの豊かさによって作り出されたさまざまな罪による社会崩壊の危機を訴える。「『経済至上主義社会』が揺るぎ、『持続可能型社会』に変ろうとするとき、生活者の生活や経済を支えるのは、商店街をはじめ中小零細企業である」とし、現体制を否定し、人間と自然の共生、生産者と消費者の一体感を基本として「持続可能型経済社会」を作り出すために、いまこそ中小企業者が立ち上がって欲しいと力説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゼロ投資大学]

題名からして中小企業の経営論かと思っていたが、想像していたよりも大きいテーマを扱っていた。ESGや持続可能社会がテーマになるなど環境・気候変動は21世紀の大きなテーマになっている。大企業も中小企業も社会的責任を求められ、経済的利益のための無分別な企業運営は許されない。

2021/02/22