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内容説明
エジプト、バビロニアにおける数字の誕生からパスカル、デカルト、ニュートンなど大学者の仕事まで、数学の誕生と発展のドラマをやさしく解説。数学の楽しさを伝えるロングセラーが大きな文字、綺麗な図版の新版に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
118
数学嫌いでも読める数に纏わる本。ターレス、ピタゴラス、プラトー、ユークリッド、アルキメデス、パスカル、デカルト、ニュートン、オイラーという人物の業績に触れることもできる。1936年小山書店から出版の改定版。 開平するという用語に出会う。平方根を求めること。数学の世界では、日本語化に取り組んでいる。学ぶ事は沢山あり、少し消化しただけでも力になる。発見角川。2013/08/14
なる
61
数学の権威である著者が、全く数学を知らない人へ向けて数学をわかりやすく解説している本。数学に壁を作らずに苦手な人にとっても興味を持たせる内容になっている。「動物が数を認識しているか」という導入部から、文化の違いによっても数の捉え方が違うというのは目から鱗。次第に歴史における数学の関わり合いといった内容から、ターレス、ピタゴラス、アルキメデスといった数学の偉人たちのエピソードを紹介しながら数学の知識を盛り込んで行くのでとても分かりやすい。よく言われるインドで発見された「0」の概念の凄さも理解できた。2022/12/04
Take@磨穿鉄靴
59
隙間時間に少しずつ読む。なるほどな~。とは感じるもののそこまで揺さぶられるものはなかった。ただニュートンが万有引力を発見したのはペストが流行し引きこもっていた時だというのがコロナ禍の今に通じるところがある。今の環境の中でも何かを成すことは出来る。小さい子供と読めば数学が好きになるかも(^_^)★★★☆☆2021/05/12
ミホ
47
学生で学んだ方程式、三角形の定義を見て懐かしくなりました。幾何学…苦手だったんです、図形がもう(苦い過去)そんなことまで懐かしみました。ちなみに本書でエジプト・バビロニア・ギリシャ等の数字が読めるようになります(笑)アラビア数字はインド発祥な事を知りました。数学者(アルキメデスやピタゴラス方々)の定義も図含めあり読み易いです。難しいものは難しく、理解に乏しい所もありつつ。ニュートンやターレス他、確かに彼らは天才だったが沢山の努力が天才と呼ばれる故だったのでしょう。学校で学べない背景を知れる事が楽しいです。2016/05/16
takaC
47
ボリュームも内容もちょっと物足りなかった感じ。2015/08/16