角川ソフィア文庫<br> 伊勢神宮の衣食住

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角川ソフィア文庫
伊勢神宮の衣食住

  • 著者名:矢野憲一
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044083014

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内容説明

伊勢神宮では1500年の長きにわたり、1日も欠かさずに天照大神への奉斎が行われている。営々と伝えられてきたこれら神事・祭儀のすべてを体験した著者ならではの、衣食住にまつわる神宮の知られざる営みを描く。

目次

第1章 衣(天照大神の衣服 和妙と荒妙 和妙の奉織作業 ほか)
第2章 食(秘された神饌 神々の食堂―御饌殿 神様は一日二食 ほか)
第3章 住(唯一神明造の御本殿 遷宮はなぜ二十年 式年遷宮は時代を変える ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遅筆堂

16
神道、伊勢神宮フェチであるが、この本は知りたいことが詳しく書かれていてとても勉強になる。単なる観光ガイドではなく、歴史と意義など根っこの所から説明をしてある。著者の本音の部分も時々でて面白い。2013/09/02

うえ

8
「神宮では神饌のなかでアワビを特別に大切にする。それゆえ私はアワビに関心をずっともち続け、一冊の本を書いた(『鮑』)。私はアワビこそ神宮が伊勢に鎮座した大きな理由の一つにかかわっていると思う…アワビは古くから鮑・鰒・蚫などと表記され、一般では鮑を多く用いるが、『延喜式』など国の編纂した書物では鰒で統一し、神宮ではいまも古式にしたがって鰒と記している…伝承によれば…倭姫命が神饌の供給地を求めて志摩地方をめぐられていたとき、国崎の湯貴の潜女とよばれた海女が差し出したアワビをとても喜ばれ、ここを御贄所にした」2018/05/18

phmchb

2
( ..)φメモメモ「神都名勝誌」(p164)/「皇大神宮年中行事」(p173)/「日本・その建築美術と手工芸」クリストファー・ドレッサー(p202)/「神社建築の研究」福山敏男(p204-205)/「度会神道大成」(p212)/「神宮御杣山記録」;「神宮御杣山の研究」木村政生(p217)2019/11/01

mahiro

2
今も古式で神様の衣装、食事などを作り続けている事や式年遷宮の時になにもかも新しく作りなおす事など、神事によって消えかけている日本の伝統工芸や技術、農法などがかろうじて受け継がれていくであろう事が貴重な事だと思う。信仰に基づくすばらしいシステム・・伊勢は行った事がないがいつかは参拝してみたいと思う2010/08/30

水菜

1
伊勢神宮の日常的な仕事を書いた本と言っていいと思う。毎日のお供えや儀式など、想像以上に細かい決まり事があるようだ。千年以上受け継がれてきた伝統である。「目分量」「ざっくり」を座右の銘とする私には気が遠くなる話。2013/11/16

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