- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「マリー・アントワネットも愛でたジャガイモの花」「イチゴのつぶつぶの正体は?」「大根は下ほど辛い。上はサラダ、下はおでん向き」などなど。知的に味わえば、野菜はおいしい!
目次
第1章 野菜に咲く花、どんな花?(キャベツも花が咲くの? ダイコンは白い菜の花 ほか)
第2章 植物のどこを食べている?(花を食べる カリフラワーの意外な親戚 ほか)
第3章 野菜はどこから来たのか?(二千年後の野菜 二千年前へタイムスリップ ほか)
第4章 ちゃんと野菜を食べなさい!(どうして野菜を食べるのか? 自動車を動かすのに必要なもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
151
野菜の力は凄い。大地から切り離されても、極寒の冷蔵庫の中でも生きている。放っておくと葉を広げる。花をつけるのは種を残したいから。キャベツに黄花、大根に白花、人参にも牛蒡にも花は咲く。…野菜は何処から来たのだろう。アジアアフリカ南米と、世界中から集まってきた。メロンの種は弥生時代の遺跡から出土しているそう。…猿人類は果実食からビタミンCを接種できたため、ほとんどの動物とは異なり体内生成できなくなった。太古から人は植物を食べ、体を整え守ってきた。まだ人が知らぬだけで、野菜には隠された多くの力があるのでしょう。2020/05/13
Aya Murakami
65
アマゾン購入本。 今回は野菜の本。キャベツにだって花は咲きますよ。ただし結球野菜は開花・種取のハードルが少々高めのようですが。 ゴボウが牧草地の雑草として嫌われているという話が特に印象に残った。ゴボウといえば第二次世界大戦の捕虜さんにゴボウをお出ししたら捕虜虐待判定になったという話も有名で本書にも紹介されていた。日本以外(特に西洋)では嫌われている模様ですね。それを踏まえて別の本でイギリス人が市民農園にて何も知らない状態でゴボウの栽培を…。という描写も思い出した。2026/04/30
ホークス
49
2008年刊。様々な形や生態の野菜が、どの様に進化してきたかが面白い。以下自分用メモ。⚫︎キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツは青汁の原料ケールの改良種⚫︎ゴボウは花が咲く前に収穫するが、ゴボウを食べない欧州では花の方が知られる。花や実が棘でくっつくので花言葉は「しつこくせがむ」⚫︎ユリは大きなスズメガやアゲハチョウで受粉するため花が大きい。ハスは不器用な甲虫で受粉するため花の中心が平ら⚫︎地下茎で増える竹は実個体が少ない。数十年に一度花が咲き、実を食べてネズミが大発生する。2025/12/21
1.3manen
12
病気のため、努めて野菜ジュースを飲むようにしている。スケッチの野菜が数多く紹介され、親しみやすい新書。マリー・アントワネットがジャガイモを、織田信長がトウモロコシの花をそれぞれ愛したという(42~と51ページから)。歴史上の人物も野菜の花を愛でていたのは斬新な切り口だった。滅多に花を咲かせない野菜(例 筍)もあるようだ(66ページ~)。竹が花を咲かせるのは大飢饉の前兆(68ページ~)。これは覚えておきたい。天変地異やダニで人が死ぬ時代ゆえに。肉食系の人は本書で食生活を反省するきっかけに。vegan志すか?2013/02/23
ねこさん
11
わかりやすい文章で、楽しく読むことができました。普段食べている野菜の豆知識もたくさん得られて、思い出したい内容が多かったです。野菜自体の栄養価が減っていることには驚きました。なんでも効率化すればいいというものでもないですね。また読みたいです。2025/11/04




