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内容説明
「人事が適当すぎて話にならない」「組織のシステムがコロコロ変るだけで、何も好転しない」――。会社員ならば誰もが一度は感じたことがある理不尽。諸悪の根源は、思いつきで新しい制度に飛びついたトップたちだった。成果主義、三六〇度評価、フラット型組織、ボトムアップ主義は、企業を蝕む「新型ウィルス」なのである。真に日本に適合したシステムとは何か。『御社の営業がダメな理由』に続く全企業人必読の一冊。
目次
第1章 企業の寿命は三〇年か?
第2章 日本的「実力主義」「成果主義」がダメな理由
第3章 三六〇度評価の罪と罰
第4章 「フラット型組織」がダメ社長を作る
第5章 民主的「ボトムアップ主義」の無責任
第6章 組織の「ダメ」を排除するために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buki
1
日本的成果主義、360度評価、フラット型組織、ボトムアップ主義。成果主義の弊害は感じていましたが、360度評価、フラット型組織、ボトムアップ主義などはむしろ良いことなのではと考えていたので、目が覚めたという印象。年功序列の復活、不平等な研修の実践、オフィスレイアウトの工夫など実践的な対応策。良著だと思います。2012/08/18
たけ
0
古き良き日本の組織制度の再評価と舶来システム(実力主義、360度評価、フラット型組織、ボトムアップ主義)の否定。組織作りをする上で知っておいても悪くないな、と思う。2014/01/11
アルゴン
0
★★★☆ 焦って即効性を求めてとりあえず「かっこよさそうだから導入してみた」らどうなるかがよく分かります。全体としてドライな印象も受け、共感しづらい部分もありますが、若くしてのし上がっていくにはそれくらいでないとダメなんだろうなあ。2010/01/15
KOBOY
0
★★★☆☆フラット組織は人材育成ができない。納得。2021/01/03