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内容説明
「プロレタリアートによる権力の獲得は、革命を完成させるのではなく、ただそれを開始するだけである」。自らが発見した理論と法則によって権力を握り、指導者としてロシア革命を勝利に導いたのち、その理論と法則ゆえに最大級の異端として、もろとも歴史から葬り去られたトロツキー。その革命思想の理論的核心を展開した最重要の著作を、ロシア語原典から訳出。付録として本邦初訳の「レーニンとの意見の相違」ほか5論稿収録。
目次
第1章 本書の強いられた性格とその目的
第2章 永続革命はプロレタリアートによる「飛躍」ではなく、プロレタリアートの指導下での国民の刷新である
第3章「民主主義独裁」の三要素―諸階級、諸課題、政治力学
第4章 永続革命論は実践においてどんな姿で現われたか?
第5章 「民主主義独裁」はわが国において実現されたのか、そしてそれはいつのことか?
第6章 歴史的段階の飛び越えについて
第7章 民主主義独裁のスローガンは東方にとって今日何を意味するか?
第8章 マルクス主義から平和主義へ
付録