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内容説明
市場に軸足を置き、大きく、未来を、論理的に考えることを基本スタンスに、戦略的な考えを身につけることを主眼においた入門書。初学者でも学べるように、骨格となる基本論理に絞り、そのために必要な言葉は、意味が現実世界と結びつけて理解できるよう、具体例とともにわかりやすく説明されている。初版より、学生やビジネスパースンに広く長く支持され好評を博してきた、信頼されているテキスト。新版では一部のケースやデータを新しくし、初版後の経営戦略論の変化を盛り込んだ。成熟市場における共生のあり方も考える。【本文2色。索引付き。】
目次
序章 イントロダクション
第1部 マーケティング戦略
第1章 マーケティング・ミックス──4つのP
第2章 ターゲット市場の選定──セグメンテーション
第3章 製品ライフサイクル
第4章 市場地位別のマーケティング戦略
第2部 より広い戦略的視点を求めて
第5章 業界の構造分析
第6章 全社戦略
第7章 事業とドメインの定義
終章 戦略的思考に向かって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
26
戦略こそ全て。 マーケティングとは、顧客の創出ために、どこに力点集中させるかをあぶり出すストラテジーなのである。これは、ビジネスに限った話ではなく、例えば彼女を喜ばせたい!と思った時に周囲の状況がどのようになっているかをモデル化して最適解を出すのかにも使える。できる人間は軸をうまく設定し、モデル化する。 ボスコンのPPMを使用して、可視化してみよう!方針が浮かびやすくなるはずだ。私の従事する業界はどうなっているかまとめてみるとする。2018/04/15
ちくわ
5
半年ぶりに読みなおしました。前回読んだ時よりは頭の整理ができており、かつフレーム自体を自分のものとして使えるようになってきていると思います。特に、いわゆる4Pの扱い方は結構わかってきました。あとは、5フォースの位置づけというものもわかってきた気がします。ですが、まだまだ現実の場面ではさっとこれらフレームを元にした思考が展開できないので、また読み直そうと思います。2019/07/21
まるさ
5
4章の集団での立ち位置によって取るべき戦略が決まるという考えが自分には新鮮だった。マーケティングとは自分(会社)を世界に溶け込ませるための戦略や戦術をノウハウとして集めたものということを学べた。2017/03/15
nekozuki
4
教科書として買ったものを気に入ってずっと置いてる。タイトル通り、「わかいやすい」。AIDMAやPPMなどフレームワークを紹介しながら、無駄のない内容になっている。ただ、ITの進歩で、マーケティング戦略も随分と様変わりしてきているし、この本が教科書として使えなくなる日も近いのかもしれない。2014/03/31
ああああ
3
教科書的で、マーケティング戦略を立案する際のツールとして便利。ただ、「社会科学の思考法とか論理の組み方の香り」(p.ⅳ)はあんまりしなかった。こういうのを味わうにはもっといい本がある。2020/04/18