本人本<br> 男性不信

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本人本
男性不信

  • 著者名:池松江美
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 太田出版(2008/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784778311179
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「辛酸なめ子」の原点。
今から男という生き物の愚かさを発表したいと思います――。
雑誌『hon-nin』連載時から話題騒然!!
男=淫獣たちとの果てしない格闘を綴った、辛酸なめ子(本名・池松江美)の半自伝的小説! 男は全員強姦魔予備軍なのでしょうか……?
女たちの苦しみ、哀しみ、悔しさ、そして私のトラウマが渾沌と溶け合い、熱い塊となってこみ上げます。……私たち女は、ただ、ずっと、大切にしてほしかったんです。……非婚化、セックスレス、熟年離婚……諸悪の根源は、男が女を尊敬しなくなってしまったこと。どうしてこのような世の中になってしまったのでしょう。尊敬がないと愛なんて生まれないのに、男たちは自分よりも弱くて幼い女を選び、つまらないプライドを満足させている。この、負の連鎖を断ち切らないと!(本文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

深夜

20
ここまでタイトルが内容を言い表した本もなかなか無いのではないかと思う。まさに男性不信。男性である私からすれば、それは考えすぎなのでは?と思うことしばしば。しかし、この作品全体を通して描かれる男性への怒りは、もはや誰の言葉も説得は不可能なのではないか。もし本人と相対したならば、恐怖で萎縮してしまうかもしれない。最終章ではその怒りの矛先は神々へと転嫁され、奇妙な神秘性すら漂わせている。読んでよかった、かもしれない。2017/09/30

Shinobi Nao

16
友人の「なんじゃこりゃーー!」という感想を読んで。辛酸なめ子の半自伝的小説ということだけど、本当に、なんじゃこりゃ!な話だった。この人、どれだけ男にないがしろにされてきたんだろう。女子校出身者にありがちなこじらせ方、突き抜けた自虐性と被害妄想の羅列が続くばかりで、小説としての完成度は高いとは決して言えない、けど、まあこういう掃き溜めみたいな本がこの世に一冊くらいはあってもいいのかも?個人的には、この人にはエッセイで毒を吐き続ける人でいて欲しい。2016/07/06

ただの晴れ女

14
辛酸なめ子が本名で書いた小説(自伝か?)。不細工な容姿で苦しんだことから、男なんて性欲の対象でしか女を見ないし、しかも日本の男はプライドを満たすために自分より弱そうな女がいいんだろ!!!って。 …やだもう共感してつらい。化粧と服で物理的に女装はできても、弱そうな女を演じるような、マインド女装はできないんだよね…。結局お前ら自分が優位に立てるような女がええんやろ、って思うと意地でも弱みを見せたくないんだよね。色々こじらせているけど、くすっと笑えて重たくないし、教養がにじみ出る素敵な文章。デスワーム(笑)2016/03/18

名前ちゃん

6
この手の生きづらさは感じる女と感じない女がいるだろうが実際普通の感受性してたら共感できてしまう気がする 怒って閉じるんじゃなくて男社会からはみ出した隅っこの男を頑張って探して仲良くすればいいんじゃんと個人的には思うが2014/07/07

wknwkn

6
疲れた。でも子供の時に気持ち悪いおじさんに遭遇するのって、女性は皆経験しているのでは。それを乗り越えて男性とお付き合いとかしてるのってなんか凄いことのような気がしてきた(笑)2013/12/29

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