内容説明
「そこには、近付かない方がいいよ。死にたくなければね」通り魔が頻発する地区で、使い魔を連れた男女に出会った深波。それを聞いた時雨の警告が意味するのは――?人気シリーズ登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
8
深波、なんだかんだで人に好かれやすいのか、人がいいのか。始末屋という新たな人達が登場。ユキの過去に関わることも出てきて、気になる。2021/06/21
みどり
6
途中で放り出されていた続き物を掘り出して読み始めた。 この作家さん結局これで全部そろったらしいんですがもう数年書いてない気がする。 筆を折られてしまったんでしょうか? 好きなんだけどな。2020/06/07
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
4
シリーズ4作目2022/08/07
爺
3
ホラーテイストとミステリー要素が絡み、シリーズ内では結構気に入った作品。多分あるだろうな~、と思っていた、狂暴化する魂。「BLEACH」の「ホロウ」じゃないけど、やっぱりこういった展開は死者物では鉄板かと。主人公のミナミがかなり置いてけぼり感があるけど、それが良かったように思う。ただ、最初の日記パートは昭和初期感が薄くあまり説得力はなかったし、意図も不明のままの冒頭だったので冗漫に感じたのは否めない。著者の他シリーズを読んでいないが、筆力と熱量はある作家さんなので、担当編集の力量が問われる作者だと思った。2015/03/25
chie
2
もしかして時雨って生前、ユキと関わりがあるのか?深波が以前見た時雨の記憶って、冒頭の日記の兄妹の3人じゃないのかな?ところで、魂葬屋にしろ始末屋にしろ、助人というだけで深波が手伝うのが当たり前って顔してるの?今回は使い魔(遊李)まで、しかも怪我させてるのに謝りもしない・・・ここのところだけでも書きなおしてくれないかなぁ(ユキは何だかんだで、協力できる範囲にとどめてるからギリギリ、セーフかな)。あと、相変わらず副題が謎。とか色々あっても、続き読もうと思うあたり成功してる作品なのかな?2017/07/17