内容説明
喪中とはいつまでをいうのか。時代や社会の変化につれて、もとの意味や意義が薄れたり、変容してきた日本のしきたり。「私」「家」「共」「生」「死」という観点から、しきたりを日本文化として民俗学的に読み解く。
目次
1章 「私」のしきたり(縁起かつぎ 神だのみ)
2章 「家」のしきたり(正月 盆 節供・節分)
3章 「共」のしきたり(寄り合い まつり 相互扶助)
4章 「生」のしきたり(産のさまざま 名付けと初宮・食初め 七・五・三 年祝い)
5章 「死」のしきたり(葬式組 通夜と葬送 喪・年忌)