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内容説明
あの世とこの世の間に建つ「あぶな坂HOTEL」。ここにやってくる客たちは、心に背負い続けてきた重荷を抱えたまま生と死のはざまでたゆたっている。進むべき方向はどちらなのか――!? ホテルに集う客それぞれのドラマを描いた長編読み切り「あぶな坂HOTELの人々」、「女の一生」、「3人のホスト」、「雪山へ」の計4本とショートストーリー「天使のはなし」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
14
生きるか死ぬかという真剣な状況なので、いくらでもドラマチックに盛りあげることが出来る題材ですが、そこをあえて軽くかわして、不思議なユーモアが漂う雰囲気の作品にしているあたりが、とても面白い。ひとの死に正面から向き合った「雪山へ」がいちばん良かったです。単に悲しいとかいうレベルでなく、ああ、そういうことなんだと腑に落ちたから。ひとが突然消え去ってしまうこと、いつまでも受け入れられないこと、受け入れること、どちらにしてもその事実の重さは、ひとの人生にいつまでも大きな影を落とすことが、強く、響いてきた作品でした2014/10/23
還暦院erk
13
前から気になっていた作品集。一気読み。折々に再読したくなる味わい。萩尾望都先生は絵の説得力が本当に素晴らしい。「女の一生」で母子再会のシーン、母の幸薄そうな下り眉と驚いたような笑顔、飾り冠を付けた5歳児の可愛らしさ…この描写があってこそ、ベタな泣きどころとわかってても涙腺決壊。ところで、あぶな坂ホテルのオーナーっていつどんな経緯でここに至ったのだろう?それだけで一つの長編になりそうだけれど、読者が自由に想像できるというのもまたオツなものといったところかな?2018/07/01
neimu
12
大人の渋い童話2008/04/21
ツキノ
10
図書館本。おもしろい!引き込まれる。ストーリーが深い。2018/06/21
還暦院erk
9
蔵書再読。表紙:髪がひるがえり紙のような衣装がさざめく細密画にうっとり♡第1話の春子さんが薄幸…父母を10年介護し看取って程なく自分が…というのはリアルで胸に迫った。「…でもしかたないかな わたし長女だし」とつぶやく春子さん、険のある顔でせかす母…あうう。第2話の銀乃さんは無邪気な幼児・ロマンを追う女学生・皇国女子・戦後の混乱を生きる主婦・夫の浮気と子の造反に疲れた中年主婦…として現れては消え、最後には…素敵なシーンだけど内緒♡第3話はイケメン沢山!p110からのフィガロの結婚の音符…第何幕か知りたい!2020/07/20
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