新潮新書<br> ジョークで読む国際政治

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新潮新書
ジョークで読む国際政治

  • 著者名:名越健郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2012/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106102561

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内容説明

金正日総書記「核ミサイルが遂に完成した。いずれ東京に向けて発射する」。長男の金正男「ディズニーランドだけは壊さないでください」――。独裁者の一挙手一投足をからかうロシア、大統領の不倫劇に盛り上がる米国、王室ネタが大好物の英国、意外なジョーク愛好国のフィリピン、パレスチナ自治区……。ローマ法王から福田総理まで、オールキャスト総出演。大笑いしながら、政治も外交もぐっと身近になる一冊。

目次

第1章 それもこれも日本のせい―アジア(独裁者たちの肖像;六カ国協議のヒソヒソ話;神が日本に与えた「試練」;北京で流れる反日狂騒曲;オリンピックは終わりの始まり;アメリカに宣戦布告を;「クレジットカードを使えばいいのに」;自民党の天国と地獄;日本と北朝鮮の共通点)
第2章 歴代大統領の泣き所―アメリカ(「George www. Bushと改名します」;あれ、十数年前と変わってない;ハリケーンが二度直撃;チェイニー副大統領が撃った!;スキャンラダス・ビル;オバマ候補の魔力;ビル・ゲイツの下半身)
第3章 EUという喜劇―欧州(マルクスの「遺言」;フランス新兵が最初に学ぶこと;シラクからサルコジへ;お父さんはストリッピダンサーです;「この次はイタリア抜きでやろう」;右はブッシュ大統領の愛犬;私なら、ダイアナでよかった)
第4章 最強のスパイ大統領―ロシア(「合格だ。私の部屋に戻ってくれ」;銃殺の代わりに追徴課税;「イワンはどこへ連れて行かれたの?」;四島の日本帰属;ポロニウムあります)
第5章 我こそカストロ議長の後継者―中東・中南米(用意された末路;「フセインを穴倉に戻そう」;テロリストは図書館に;シャロン首相vsアラファト議長の二十年戦争;壁の内側から聞こえるジョーク;カストロ議長が召される日)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

5
国際情勢を知っていないと笑いどころが分からない。この手のジョークで笑える知識階層が、各国にどれくらいいるのだろう。気になる。2013/07/29

Humbaba

4
話題になるということは,少なくとも存在を認識されているということでもある.例え愚かな役であっても,登場できているうちはまだマシであろう.本当に問題なのは,もはや話にも上らなくなったときである.2013/01/24

Humbaba

2
政治とは人が行うものである以上,全ての人間を満足させることなど不可能である.不満を持った人間は,しかしそれを直接的に問いただすということは難しい.その時にジョークというものが作られる.2012/04/02

zyxwvu

2
多くの登場人物が変わってしまっているが、面白かった。2011/03/04

Humbaba

2
今となっては少し懐かしい人物もいた。ジョークになるためには、それなりに目立たないとそもそもネタにされることはない。だからこそ、同じ時代に生きた政治家でも多くのねたになっている人と、そうではない人がいる。2010/02/04

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