内容説明
ダイビング中に、またもやタイムスリップしてしまった女子高生、麓麗(ふもとうらら)。今回の行き先は、紀元前のインド! 無事、現代に戻るためには、そこで出会ったオカマ言葉を使う怪しげな坊主、ゴータマ・シッダルタを覚醒させ、いまだローカル宗教の一つでしかない、彼の教義=仏教を世界三大宗教の一つにまで育てあげる必要があった。歴史を変えてはならないのだ! 涙と大爆笑の奮闘や如何に!? (講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
60
【古書】中古本でしか入手できなかった。鯨氏の著作って読む人を選ぶのかな? 私は作品世界を面白いと感じる。前巻『明治維新』に続き、うららがタイムスリップ。なんと古代インドへ行き、新興教団を起ち上げたばかりのゴータマ・シッダルタと出会ってしまう。一緒にタイムスリップしたスキューバダイビングの先生と共に、悟りを開いた人・ブッダを頂点とした大教団へとのし上げていく。老子、ソクラテスを弟子にするハチャメチャな展開。オカマのブッダが、実は男女を超越した救世主というのが、なんだか深い(笑)2022/03/22
はらぺこ
52
タイムスリップシリーズの第3弾。オモロかった。このシリーズで一番好きです。せやけど、同じ作家で同じ出版社のシリーズ物とは思えんぐらい、このシリーズの表紙は統一感ゼロやなぁ(笑) 前作の『明治維新』より麗の言葉遣いが可愛かった気がする。 ダイバダッタ=レインボーマンの師匠て知識しか無かったんですがブッダの弟子やったんですね。 バカバカしいのが好きな人にはオススメです。2012/03/14
coco夏ko10角
22
シリーズ第3弾。今回は麗とダイビング講師・吉野が紀元前のインドにタイムスリップしてしてしまい…なハチャメチャ。「ダイバーだった」→「ダイバダッタ」のセンス好き。途中までは楽しめてたけど後半は神通力とかすごすぎてちょっと(汗 でも終わり方よかった。2020/02/06
マッちゃま
17
お釈迦さまって…こんな人だったのか?なあ〜んて思ってしまう程に面白く読めました。鯨版 釈迦像を堪能です。シリーズ物なので刊行順に読まれる事を勧めますが、まあ〜軽い気持ちで歴史(絡み)物が楽しめる方(のみ!?)にオススメ作品です。
ゆう
15
図書館本。今回はうららだけではなくてダイバーの吉野も一緒にタイムスリップしてうららの存在感はちょっと薄かったなぁ。オカマのブッダ(笑)「私の本当の父は神なの?」って…。ダメダメなブッダに愛着持ってしまったよ。2014/11/08
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