内容説明
シチリアへ向かう飛行機の中、チェシーは震えていた。大丈夫よ、私はもう半年前の私じゃない。逃げ回るのはやめて、本当の自由を手に入れる。そのために戻ってきたのだから。決意を新たに空港に降り立ち、チェシーは迎えの車に乗りこんだ。だが、後部座席には誰かが座っている。目を向けなくても誰なのかはわかった。ロッコ・カステラーニ。億万長者の人でなし。そして、結婚式当日にチェシーが捨てた夫だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
2
父の前で自分を抑えていただけのヒロインのことを、従順で内気だと完全に誤解していたヒーロー。彼女との結婚は便宜的なものだと信じていて無神経な振る舞いをしちゃって、世間知らずのヒロインに結婚式直後に雲隠れされて半年…。でもなぜだか分かってないので反省の色ナシなんだよね。ヒロインがどういう育ち方をして、どんな考え方をするかを知ってからの彼の対応は良かった。墓穴掘ってる姿も楽しかったし。2009/11/07
たまきら
1
男子至上主義。そんなイメージがありますよね~シチリアの男子&古き日本男子。そのステレオタイプがまんまいかされた設定です。今は絶滅危惧種じゃないでしょうか。ヒロインがイギリスのハーフ…でも、シチリアのゴーマン男子がイギリス人と結婚するのかな?と思いつつ読みました。ま、恋愛っておそろしいものですからねえ。2014/06/26
nayui
1
★★★☆☆ 父が勝手に決めたモテモテ傲慢ヒーローとの挙式直後に失踪し、半年後に再会。なぜ失踪したのか全く分かっていないから、ヒーローのやる事なす事トンチンカン…。デリカシー無さ過ぎでしょ…。最初は従順で内気だったヒロインが、ヒーローにブチ切れして開き直って、ヒーローをオドオド・ドキドキさせるところが面白かった~。2013/07/07
かな
1
ヒロインの服を買いに行った時のヒーローの態度が面白かった。2009/07/08
くろうさぎ
1
ヒーローは頑固じゃなくて鈍いのでは??2009/08/13
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