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内容説明
格安航空券販売をやめて風にしかない旅をつくる。限られた時間で旅をする人たちにその旅の価値を買っていただくことで食べていく。一九九六年、そう決めた─
『ライブハウスのつくりかた 荻窪ルースター物語』に続く自分のやりたい会社を手探りで起こした物語「会社のつくりかた」シリーズの第二弾です。
いち早く格安航空券販売競争から降り、風ブランドの確立をめざして、独自の旅の世界を作り続けている風の旅行社。風の旅行社を興すきっかけとなった比田井さんとの出会い、ネパールからの出発、現地流と日本流の間での葛藤、そして「現地が宝物」というオリジナルな発想にいたるまでの15年間を代表、原優二氏が書き下ろしました。風の旅行社という終わらない旅がここにあります。
ネパール、モンゴル、チベットなど風の旅行社オリジナルな旅の風景を写したカラーグラフ22ページも収録。
目次
第1部 歴史編(比田井さんとの出会い
長野で小学校教員になる
「マップで働いてみない!?」
アクロスで一から修業 ほか)
第2部 商品編(商品を自慢したい
『エイビーロード』にはお世話になった!
ツアーの行間設計が風の持ち味
旅のメーカーになりたい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
12
なんだろうね、これ。行ってみたらがっかりとか思うけど、別にそれでもいいやって思えてしまったのがいいところだと思う。なんだろうね。そういう切り抜きをどこまで許容するかだよね。一番いいときに、一番いいカメラマンが、撮影した写真が一番いい、に決まってる。何しに旅行するんだろうね。2022/04/05
ken
3
ネパールやモンゴルなどへのフルパッケージの旅を専門とする風の旅行社、原社長の書かれた本。格安航空券や人気目的地への大量送客が主流の業界の常識とは異なるビジネスモデルをなぜ、いかにして構築したのか。企業の歴史とともに記されている。 旅に行きたくなる本。2021/02/06