講談社+α文庫<br> 就職がこわい

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講談社+α文庫
就職がこわい

  • 著者名:香山リカ【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062811781

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内容説明

就職に希望を持てないばかりか、逃げ続けようとする若者たち。そこに潜む「もっと根本的な生き方の悩み」に気鋭の精神科医が“メス”を入れ、現実の解決方法を探る!

目次

第1章 就職と不安―結局、自分なんか誰も必要としてくれないんです
第2章 『絶対内定』にすがる若者―あれ、あの気分の高まりは何だったのだろう?
第3章 就職を遠ざける五つの病理―お金のためには、働きたくない
第4章 「女であること」と就職未満―女の子っぽい仕事に就いて、早く結婚したい
第5章 就職問題の背景―この仕事は、私でなくても誰でもできる
第6章 打つべき手があるとすれば―あなたは人生のエキストラでは絶対にない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

7
いいこと言ってますね。心理主義的なのが多少気になるが。2014/03/01

ちあき

5
現就活生の私にはなんか求めてるものと違った。分析も正しいのだろうか。私は怖いけどなにがなんでも就職したいタイプ。就職が怖いというより、就職できないことの方が怖い。私の周りにはそういう人も多い。そういう学生のことは書かれてなくて、就活しない人のことばかり書いてあったのでなんか的外れな感じがした。2013/03/29

がっち

5
自分も就職が怖かった。なぜ怖いのか、それは社会にでたくないという意味で怖いわけではないのである。ブラック会社やら、夢やらという言葉がはびこっているためであり、大人に憧れなくなったのが問題ではないだろうか。しかし、何ごともやってみないとわからない、社会にでよう、それが恐怖に打ち勝つための一歩であると感じた。2013/01/24

ゆず

4
再読。ちょうど4年前に読んだ時には怖いほど当てはまった内容だった。でも実際に就活を経験した今は、「なるほど~」と思うことはあるものの、書かれているような「今の自分も将来の自分もわからなくて不安だから就活しない」という若者像には共感出来なかった。むしろ将来がわからないからこそ「こうなりたい」「こんな風に生きていたい」をイメージして、それが叶えられそうな会社や仕事を必死に探して追いかけてたのが実情。共感しないからこそ、客観的に内容を掴もうという姿勢で読めたのはマル。2013/07/26

コニコ@共楽

3
「就職がこわい」というタイトルに惹かれて読んでみた。普段、私がもっていた若者のぼんやりとした“不安”を分析していて興味深かった。将来に対しての社会的不安というよりも、自分自身がどうなるかわからないという不安から、「何も考えられない」とか「自分の状況を決められないし、それは仕方がない」ということが起こってしまうというのだ。筆者は、この目の前の状況を何の疑問もなく受け入れてしまうことを危惧しているが、私もこの点に強く共感した。2013/11/06

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