内容説明
日本の女性たちが如何にすばらしい言葉でその想いを綴ってきたかを多くの人、とりわけ若い日本人女性に知ってほしいと思います。こんなに素敵な日本の愛の言葉を知らずに過ごすのはもったいない。歌があなたの人生を豊かにすると信じて、この本を書きました。(はじめに より)
目次
1 女帝と后たちの歌(磐之媛皇后―荒ぶる大后 現人神としての女帝と后 ほか)
2 万葉の女歌(額田王―紫の匂へるひと 大伯皇女―姉弟のきずな ほか)
3 王朝の雅(王朝の雅とキャリアウーマンたち 小野小町―伝説の美女 ほか)
4 王朝の終焉(待賢門院堀河―傾国の美女・侍賢門院に仕えて 小侍従と殷富門院大輔―後白河院の周辺の女房たち ほか)
付編 歌のルネサンス(与謝野晶子―輝く明星 山川登美子―夭折の白百合 ほか)