内容説明
2500年の時空を超え、「孔子の知恵」が21世紀によみがえる!孔子の言葉やエピソードを後世になってまとめた言行録『論語』は儒教の聖典として読み継がれ、本場・中国のみならず日本でもポピュラーな名作古典。それだけに、いまもしばしば使われる「温故知新」「過ぎたるは及ばざるが如し」など、『論語』から出てきた「決まり文句」「有名なフレーズ」はたくさんある。だが、『論語』は「読めば物知りになれる」という「単なる教養書」ではない。「我々が生きる目的」「自分を育てるときに注意すべきポイント」「相手の真価を知るための目の付けどころ」「人間関係を上手に保つコツ」「心安らかに人生を歩む心得」など、先の見えない現代を生き抜く指針とアドバイスに満ちた「よりよく生きるための人生の教科書」でもあるのだ。本書は、「孔子自身がざっくばらんに『論語』の知恵を語る」というアレンジを施し、わかりやすく現代日本語の読み物にした超訳本である。
目次
学而<br/>為政<br/>八〓(いつ)<br/>里仁<br/>公冶長<br/>雍也<br/>述而<br/>泰伯<br/>子罕<br/>郷党<br/>先進<br/>顔淵<br/>子路<br/>憲問<br/>衛霊公<br/>季氏<br/>陽貨<br/>微子<br/>子張<br/>堯日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
1
分かりやすいだけに、 グサグサくる、、、 不不惑な今、天命を知る日が くるのだろうか。2018/04/13
コジターレ
1
読メ登録前に読了。
こうちゃん
0
大したことない(^^)2015/05/05
パスコ
0
数ある論語書籍の中で一番読みやすそうなこの書籍をチョイスしました。確かに聖書や仏教などに比べると具体的なお話だと思いました。ただ、身分をわきまえろというと極論インドのカースト制なかんじで職業選択の自由がない。そこが共感しかねました。あとはとても参考になりましたー。2010/04/08
b & c
0
「仁。解るかな。人が人として正しく生きるために絶対に必要で、もっとも大切な“心の要素”じゃ。解りやすく易しく説くと、他人への思いやり。自分だけでなく他人をも大切にしようとする気持ちじゃ。他人に喜びを与えたいと願う心じゃ。」話し口調なので、すらすら読めて理解ができました。前半の仁、徳、礼の教えは一生大切にしなくてはと思いました。2010/01/31