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内容説明
あなたの職場がギスギスしている本当の理由。社内の人間関係を改善する具体的な方法をグーグルなどの事例もあげて教えます。何となくいつもイライラ・ギスギス……。そんな職場になっていませんか? 多くの会社で陥っている「負の構造」を明らかにし、その解決策を実例とともに紹介。社内活性化に必須の書。(講談社現代新書)
目次
第1章 いま、職場で何が起きているのか
第2章 何が協力関係を阻害しているのか―協力関係を阻害する「構造的要因」(進む組織のタコツボ化 評判情報流通と情報共有の低下 インセンティブ構造の変化)
第3章 協力の心理を理解する
第4章 協力し合う組織に学ぶ(グーグル サイバーエージェント ヨリタ歯科クリニック)
第5章 協力し合える組織をつくる方法―協力関係再構築に必要な姿勢/経営者の責務(役割構造に対する工夫 評価情報に対する工夫 インセンティブに対する工夫)
最終章 協力への第一歩の踏み出し方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
299
あっうちの…って思うくらい身近な話題で共感しぱなしだった。簡単なとこでは感謝の気持ちを伝えるということ。会社も仕組みづくりは腰を据えてしなければならない事はよくわかった。学生時代から積んでいた本だけど社会人になってから読めて良かった。当時であればピンとこないだろうなと思ったから。2019/07/16
ねこ
156
私は転職が多く10社以上の職場で働きました。基本的にはその職場を纏めている人の器量で全てが決まると感じています。本書にも、インセンティブ構造を働かせるための経営者の取り組みとして、①仕事環境のデザイン②価値観の徹底③公私混同の職場環境のデザインとあります。でも、私のような正社員でもない職場に於いては下層の人間には毎朝元気に皆に挨拶をして、関わる人に積極的に笑顔で話しかけ(仕事に支障の出ない程度に)その人達に興味を示し感謝の念を持ち続ける事が大事だと思っています。「ありがとう」の言葉をもっと多様しようっと。2022/10/22
KAZOO
131
確かにここに書かれている状況というのはかなりの職場で起きていることではないかと思われます。ただこれを書かれている方が様々な分野の4人の方が書かれているために若干焦点がぼけてきているような気がします。目の付け方というのはいいのですが、その解決策となると若干論点が弱く組織論的な企業の問題と個人の問題が入り組んでいる気がしました。問題をもう少しきちっと整理して企業あるいは制度で対応しなければ問題が多いはずなのですが。2016/01/14
鱒子
90
ギスギスした職場を改善する為の提案の書。しかし結局のところ改革は上長が行う気がないと、いくら下から提案しても無駄無駄無駄です。どーせダメだから……とそのうち悪い方向へスポイルされてしまいます。ーー本書に載っているお手本の企業はどれもまばゆい光を放っています。うっ羨ましくなんかないんだからっっ(泣)。2019/09/13
hatayan
64
仕事に目標が設定され、内容が専門化すると社員同士の横のつながりが弱くなり、「それは私の仕事ではない」状態が蔓延してしまう。 組織力とは、「個人の力」と「個人間のつながり」のかけ算。 会社の外のインフォーマルなネットワークは「評判情報」流通の場として無視できない。 互いの仕事に対して敬意を持ち、感謝の気持ちを忘れない。 仕事を人に属せずに、いざというときは助け合える環境を作る。 好例として、Google、サイバーエージェント、歯科医院を紹介。 楽しく仕事ができている組織は、変化に柔軟に対応できて強いのです。2019/03/18
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