内容説明
超能力をもつデボラは、世間から疎まれ、山奥でひっそりと暮らしている。ある日、飛行機の墜落現場で幼い子供と女性が助けを呼ぶのを感じ、意を決して吹雪の山へと向かった──ふたりに命の危険が迫っていることを予知して。そこで彼女は、幼い子供の家族である青い瞳の屈強な男マイクに出会う。マイクはデボラの能力への不信感を隠そうともせず、魔女でも見るようににらみつけてくる。だが、マイクの手がふれた瞬間、デボラは近い将来、彼と結ばれると予感した。それでも動揺を隠し、雪山でともに生存者の捜索を始めるが……。
感想・レビュー
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あんぬ
2
外国の作品って感じがして新鮮だった。一難去ってまた一難ってこのことだなって思うくらい。解決したように見えてまだ物語は続いてて、最後の最後までずっと面白かった!!ストレートで時々大げさだったりする表現も、ザ・ハッピーエンドな結末もたまにはいいなと思った!2018/02/03
矢田ふみえ
0
結末が、幸せなのは、よかったけど。2015/01/13
てん・ゆう
0
ヒーローヒロインの年齢が高い場合、この話のように人間性を掘り下げるとすんなり読める。
カサブランカ
0
○ 超能力の持ち主のヒロインは、飛行機の墜落現場から逃げ出す女性と子供に危険が迫っていることを予知し、現場へ向かう。そこで子供の家族の一団と出会う。軍人一家の思いやりや、ヒロインの、人と違うための孤独などが良かった。2009/04/15