内容説明
不思議な遺伝子を持つために、人里離れた山奥に隔離された少女たち。子守唄にのせて語り継がれる隠れ里の伝説とは。儚い運命は世代を越え時を越えてゆく。
佐々木丸美コレクション15『沙霧秘話』の姉妹編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかぽち
9
隠れ里の屋敷に住む双子の少女。彼女たちのヒミツを隠すため、守るために尽くす屋敷の人々。代々受け継ぐ血筋の不思議を幻想的に、時には狂気的に書かれていました。愛っていろんなカタチがあるけれど、ここまで純粋な想いだと最強です。いつまでもいつまでも、血を受け継ぐ子供は守られていくんだろうな。なんだか自分の先祖にもお礼を言いたくなる。誰もがみんな、形は違えど守られてるって思うから。2016/02/09
tow
8
また泣きながら読むという。新海監督がアニメ化してくれたら、絶対いいと思わない? きれいな隠れ里を描いてくれそう。どの本読んでもこれが一番好きかもと毎回思う。2019/07/18
tow
5
夜勤に次々と読了。どこを読んでも泣いちゃう(o´艸`o)♪2022/10/27
tow
5
ひぎこさんのとこをゆっくりと。2020/04/10
tow
4
冒頭10ページ程からもう泣きながら読了。何度読んだか泣いたか忘れたけど、人生のバイブルは佐々木丸美。2023/11/13