内容説明
あらゆる格闘技のスタイルが乱立し、多くの団体が設立されては解散していた激動の1990年代初頭。U.W.F.は、プロレスの「ショー的要素」を廃し、真剣勝負(リアルファイト)を追求することで、熱狂的なファンを獲得した。順風満帆に見えたU.W.F.だったが、度重なるルール変更や資金繰りの悪化から崩壊がはじまる。※本書は2003年7月、エンターブレインより刊行された単行本を加筆・修正・再編集したものです。
目次
プロローグ 高田さんの引退試合に込められた意味
第1章 夢に導いてくれた選手たちとの出会い
第2章 離合集散、U.W.F.の混迷の日々
第3章 U.W.F.インターナショナル革命
第4章 ファンを熱狂させた数々の「仕掛け」
第5章 最強団体が消滅した日
第6章 本物のプロレスの伝承