古事記

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古事記

  • 著者名:倉野憲司
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 岩波書店(2013/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003000113

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

47
漢文の書き下し文を参照。まだ解釈できていないところが散見され、研究の余地が数多くあることがわかった。2016/06/30

syaori

42
稗田阿礼が口述し太安万侶が完成させた、推古天皇までの日本の歴史。天地開闢から始まって、イザナギ・イザナミの国つくり、天岩戸にヤマタノオロチ、オオクニヌシと因幡の白兎、天孫降臨と神代は断片的な神話や昔話の知識が立体的につながっていくのが楽しいです。人代も、ヤマトタケルの物語はやはり盛り上がりますし、皇后の悋気に右往左往する仁徳天皇には歴史上の人物が一気に身近に。時代が下るにつれてだんだんと血生臭く、また神と人とが遠くなりますが、神話から歴史へ移行していく過程を見ているのだろうなという気持ちで読んでいました。2017/03/03

金吾

23
○久し振りに読みました。前半部分は奇想天外な話の中にもおおらかさを感じられ、日本古来の考え方に触れることができるような気になりました。2022/09/24

だまし売りNo

18
この国の成り立ちが書かれている。 2022/03/28

ぽんくまそ

14
中学時代に読み、「セックスについておおらか」とかなんとか授業で堂々と感想を述べて先生に気に入られたことがある。当時はわからないところは飛ばして読んだ。このように飛ばし読みで良いから解説本でなく、この本のような本体に当たることをお勧めする。「秋山の下氷壮夫と春山の霞壮夫」なんか顰蹙が過ぎたのか未だこの話に言及した先人を知らない。この話は皇統に何の関係もなく、なぜこの話が挿入されているのか本当に不思議である。しかし何か理由があったのだ。この話を含め兄弟の諍いの寓話が多い。これは旧約聖書の創世記の特徴だ。!?…2021/12/23

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