内容説明
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医師として過労死・過労自死の問題に取り組んできた著者が、実際に労災意見書を作成した多くの事例を通じて、健康・医学的な側面から過労死する理由を探る。そのうえで、国や企業がとるべき対策とともに、自分でできる予防法やチェックポイントを示し、日本人の健康と働き方に警鐘を鳴らす。
目次
第1章 止まらない過労死・過労自死
第2章 過労死とはなにか
第3章 過労死の認定基準の変遷
第4章 過労死と疾患―その誘発原因
第5章 自殺者三万人時代と過労自死
第6章 メタボリック症候群と過労死
第7章 過労死の広がり
第8章 過労死しないために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
日本の誇ることのできない輸出語”karoshi”.これは,個人が努力しても根絶することはほぼ不可能なことである.しかし,諦めてしまうのではなくて,変えていくために動くことが必要である.2011/11/06
Humbaba
2
過労死は、今までは認定される条件が非常に厳しかった。しかし,それを見かねた内部の人間の告発によって認定基準が変化しつつある。しかし、本来はそのような心配なく働けるようにすることが求められている。2010/02/21
水菜白菜椎茸昆布豆腐豚肉ポン酢
0
★★☆☆☆2011/11/18
allegro
0
死んじゃだめよな…。 過労死を提唱し、長年過労死を負い続けた筆者による2007年のルポ。そして例え死ななくても、健康を売っちゃだめな…。Salute non si vende!(健康/命は売らない) 裁量労働制ってどうなんだろな。次はそこら辺を読んでみよかしら。あと、じかん泥棒はミヒャエルエンデのモモが出典なんだ。今度読んで見よう。2011/03/06
えぐざいる
0
自分も一歩間違えていたら(いや、未だ現在進行中ですが)過労死・過労自死になっていたかと思うと、例示されたエピソード、統計の数字となった一つ一つが、疲弊し苦悩し、家族まで巻き込んだ血の通った重い1人1人の人間として浮かび上がってきます。認定基準の緩和はもちろんの事、実効性のある労働者のストレス緩和の施策が急務で、そのためには、不当なストレスを受けた被雇用者自身が声を上げなければと考えさせられました2010/11/30
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