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内容説明
「脳の中の私」と「私の中の脳」。現代を生きる我々は、脳内にいかにその光景を映し出せばよいのか。脳科学を普段使いして謎に迫るべく、蒙を啓く著者。脳のたくらみと言い分に耳を傾ける。
目次
第1章 体験はひとつも無駄にならない
第2章 人は人につくられる
第3章 「知」は進化の特効薬
第4章 脳も癒しを求めている
第5章 「わかりやすさ」が生命力を奪う
第6章 たくらむ脳のためのヒント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuki
39
茂木先生の本を読むと、わたしはとてもやる気が起きます!今回は人間の頭の良さの本質について、脳にとっての贅沢とは何か。脳を駆動させるためには意欲、やっぱりやる気が必要です!千利休やモーツァルトのお話も興味深かったです。以前読んだ「頭は本の読み方で磨かれる」が良かったので、またそちらを再読しようと思います♩2017/12/04
寛生
37
【図書館】「それでも」という接続詞で始まるタイトルから受ける印象と実際の本の中身がかみ合っていないように感じた。逆境の中にあっても(ーあるからこそ)、「脳」自体の機能が何かをたくらんでいくのかという内容なのかと。それでも、文体と本の内容は心地よいと感じた。109頁には廣松渉が一日三千頁読めと読む覚悟についての例に挙げているのに対して、181頁では「読書の醍醐味は、むしろゆったりと読むことの中にある」なんていっている。ハテナ?それでも、脳はたくらむのか?2014/02/13
NOBU
16
茂木エッセイ三冊目。そろそろ飽きて来るかなと思いきや、茂木節はやはり美しく、惹かれる。 「愛というものは、安易に他人に迎合することではない。自らをしっかり立たせなければ、他人を愛することなどできないのだ。」ん〜、ええなぁ。 やっぱり、好きやわ。 「いかならむ うひ山ぶみの あさごろも 浅きすそ野の しるべばかりも」本居宣長が知りたい。2011/05/18
佐島楓
15
少しペダンティックな印象も受けなくはないが、あくなき好奇心と学究心ですべての話題を自分の研究フィールドに引き込んでしまう手腕は素直に感心した。2013/01/30
眠たい治療家
15
前作の『すべては脳からはじまる』と若干重複する話題があるが、エッセイとしての話題は尽きることがないようだ。難しい脳科学の話題ではなく、日常での生きるヒントのような考え方を脳科学的見地からも解説してくれる。ちょっとした工夫で脳を活発にして、脳回路を発達させ成長できるような気分になってくる。まさに普段使いの脳科学。『プロフェッショナル 仕事の流儀』でお会いした方々の話題が豊富。2010/04/27
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