内容説明
忍び込み(ノビ)専門の泥棒・八島(やつしま)大二郎は、宝石商の事務所に盗みに入る。ところが、苦心して開けた金庫の中から転がり出たのは、男の死体だった! 殺人容疑をかけられた大二郎は、警察署から脱走、自ら真犯人捜しに奔走(ほんそう)する。続いて起こる、第二、第三の殺人――。北多摩署の名物刑事・蟹沢、相馬と密かに連携を取りながら探り出した、驚くべき真相とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆめ
18
泥棒さんに助けられ事件を解決?ありえないけど 面白い(^^) こんな刑事物も時にはよいですね。2015/07/28
リップ
14
忍びこみこと「ノビ」専門の泥棒八島大二郎が盗みに入った会社の金庫から、なんと死体が出てきた。大二郎は殺人の容疑で逮捕されるが、汚名をすすぐため警察を逃げ出し独自に調査を始める。刑事の蟹沢、相馬と秘密裏に連絡を取りながら事件の真相を究明する。よくあるストーリーではあると思いました。犯人も一番描写の少ない一見考えない人だったし、王道の筋書きという印象を受けました。最近の推理小説は何かとどんでん返しを期待してしまう分少しパンチに欠けると思いましたが、それはそれで一つのミステリーの形なのかな?2014/02/26
あんころもち
1
図書館で、題名に引かれて借りました。 太田蘭三さんって、聞いたことがあるような気はするのだけれど……。 題名と内容は、まったく関係がないですね。 殺人事件が起きているのに、全体的に ゆるい感じ。 糠床の桶とか、水洗トイレのタンクとか、古いわぁ~!2016/05/21
たたんぼ
1
太田さん初めて読みました。 緩い空気で淡々と進む印象。 リアルっぽいちゃリアルっぽいのかな?2015/09/17
yamakujira
1
1989年に角川文庫から発行された小説を、2007年に光文社文庫から再刊。内容は火曜サスペンス劇場(ってあまり見てないからイメージだけど)みたいな軽いミステリだ。いろんなところに、とくにセリフまわしに時代を感じるなぁ。 (★★★☆☆)2013/09/07
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