内容説明
レイチェルはボスであるシェーン・エリオットへの恋心をひた隠し、有能なアシスタントとして公私ともに彼を支えてきた。だがそんな生活に、彼女は限界を感じはじめていた。決して女性として見てもらえないとわかっていながら、これ以上シェーンのそばで働き、彼のデートのセッティングまでするなんて耐えられない。辞職を考えだした矢先、シェーンが突然、彼女の家を訪ねてきた。仕事の成功を一緒に祝うため、シャンパンを持ってきたという。このチャンスを逃してはだめ。一度だけ、彼にわたしの気持ちを示そう。秘めつづけてきた想いを込めて、レイチェルは彼にキスをした。★今年一月から刊行してきましたミニシリーズ『恋人は大富豪』もついに最終話です。登場するのはエリオット一族最後の独身貴族シェーン。彼は果たしてどんな愛を見つけるのでしょうか。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りりか
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有能な秘書としてボスを支えてきたヒロインが、報われない愛に耐えかねてかれのもとを去ろうとした時に、関係をもってしまい…というお話。ヒーローはお坊ちゃんなプレイボーイですが、傲慢というよりは我が儘な感じで可愛い。しかしヒーローの元を去ろうというなら関係は一回きりのほうが美しいのではと思ってしまいました。2012/06/10
ユズキ
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HQの世界ではよくあるヒロインはボスが好きだけど、好きだからこそ会社を去る話。勿論、その前に関係を持ってますが・・・２回も！！２回も持つのは珍しいかも？2009/04/29
なすか
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エリオット家の男子は社内恋愛に尻込みするのが常なようで…。妹フィノーラ（10のヒロイン）には良い兄だったのに自分が主役のヒーローになると途端に融通が利かない人になっちゃって～…甥っこといい勝負すぎて、レイチェルが気の毒だ。…というか、甥っこの話と基本構造が同じだと思ったんですけど（汗）好きな展開だから、何度読まされても良いんだけど。2009/02/22
