クイーンズコミックスDIGITAL 見上げてごらん 読み切り傑作選 5

著者名：岩館真理子【著】

集英社（2014/04発売）

• ISBN：9784088654362

内容説明

【ページ数が多いビッグボリューム版！】北海道にいる家族と離れ東京でひとり暮らしを始めた千里子。家族や友人たち、そして気になる男の子・高島の存在に支えられながら成長していく…。 ほのぼの＆ユーモラスな岩館ワールド満載の1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はなちゃん]

自分でもびっくりしましたが、岩館さん初読み。こういう作風嫌いじゃないのにどうして読んでなかったのか。猫や犬のさりげない描写がリアルできっと飼っておられるのだろうな～。人間関係がわかりにくく何回も読み返してしまいましたが、続きが気になります。

2016/05/16

[ますん]

吉本ばななさんの本を読んでいたら、岩館さんのマンガも久々に読みたくなって借りました。やっぱり雰囲気が似ている。ほんわかしててドタバタしててユーモアがあって笑えるけれども、切なくて悲しくて泣きたくなる不思議で素敵なお話。

2014/03/28

[スウ]

昔好きで読んでいた岩館さんを思い出して最近の作品(と言っても9年前)を電子で探して買ってみた。凄くよかった～。繊細な雰囲気とユーモアで読ませる味わい健在。ドラマとして何も無くても面白いと思っていたけど少女漫画セオリーをぎゅっと凝縮したような集約のしかた、単純に面白かった。というか批評なんてしたくなくて、ただ、楽しませてくれてありがとうございます、と。

2016/06/15

[ellie]

たくさんの愛情が詰まったお話。岩館さんらしく、あちらこちらに「クスッ」とした笑いが散りばめられているのだけど、それ以上に温かいものが沢山あるし、可愛いし、涙がこぼれそうだった。大好きです。

2010/11/10

[伏見]

千里子と高島君の恋を中心に段々とお互いの家族の複雑な相関図が見えてくるのが面白い。笑いと切なさとこの緻密な設定がさすが岩館さん。千里子父の強烈さと可愛さもいいけど、最終的にアカネさんにもってかれた、美味しすぎるよw何気にＢＬ。

2012/11/23