凶悪殺人と「超能力者」たち スキゾタイパル人格障害とは何か

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

凶悪殺人と「超能力者」たち スキゾタイパル人格障害とは何か

  • 著者名:矢幡洋
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787232793

ファイル: /

内容説明

バラバラ殺人や親殺しなど多発する「わけのわからない」犯罪群の背後にあるのはスキゾタイパル人格障害である。犯罪心理テレビコメンテーターが、エキセントリックで超常体験をもつこの性格概念を使って、歴史上の超能力者と凶悪殺人事件を解明する。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

はじめに──発達障害診断濫用への危機感

第1章 二〇〇七年三大バラバラ殺人事件──シゾイド族vs自己愛族
 1 渋谷歯科医宅妹バラバラ殺人事件──夢のなかのような出来事
 2 渋谷外資エリートバラバラ殺人事件──セレブ妻のナルシズムとサディズム
 3 会津若松母親頭部切断事件──バラバラの身体を天井からつり下げたかった

第2章 いろいろな角度からスキゾタイパル人格障害を見る──エキセントリック・異常知覚・魔術的思考
 1 スキゾタイパル人格障害の概要と典型的事例──幽体離脱・ポルターガイスト・第六感など魔術的世界のなかの中年女性
 2 八つの角度からスキゾタイパル人格障害を解剖する──「テレパシー」は虚無感への対抗手段とするミロン
 3 スキゾタイパル人格障害のサブタイプ──「超能力者」長岡良子と御船千鶴子

第3章 スキゾタイパル人格障害へのさらなる理解のために──諸流派の見解
 1 認知療法派──猜疑心・自己関係づけ・魔術的思考・幻覚様体験
 2 精神分析派──アイデンティティーの不連続性に注目するストーン
 3 対人関係論派──「何でもお見通し」という魔術的養育態度を問題視するベンジャミン
 4 脳科学派──社会的相互作用を解釈する情報処理回路に注目するシーヴァー

あとがき──人格障害の冥王星

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

6
名古屋ひらひらさん、大阪ゴスロリカップルや会津母殺しなど「あったな」事件多々。奇矯な服好み関係妄想や超常現象体験ありと主張する障害らしいが定着しなかったのかな。刊行は7年前で著者の絆創膏姿ばかりむしろ浮かぶ…てるくはのるの生育歴(高卒資格取り消しを執拗に求めていた)は知らなかった2014/04/07

人間座椅子

0
スキゾタイパル人格障害とは何かついぞ私には分かりませんでした。症例が色々なパターン掲載されていますが、それが一体どう共通点があって結局結論がなんなのか理解できずモヤモヤしただけでした。物は言いようですね。2013/10/04

ミテイナリコ

0
眠たくなる(笑)あくまで仮説やろうなと。すごく眠い(笑)2011/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/244117
  • ご注意事項