内容説明
仏教に寺院、キリスト教に教会があるように、日本古来の信仰である神道には神社がある。しかし、わたしたち日本人は、神社へご利益や祈願成就のためによく詣でるにもかかわらず、神社や神道のことについて知らなさ過ぎではないだろうか。神社、神宮、大社の違いとは何なのか。注連縄にはどんな意味が込められているのか。正しい参拝の仕方とは何か。お参りする神社がどんな神様を祀って、どんなご利益があるのか。知っているようで実はよく知らない。本書では、神社の参拝の仕方から神道の歴史、祭やご利益の種類にいたるまで、「神社」の全貌を写真や図入りでわかりやすく解説する。お稲荷様・八幡様・恵比寿様、商売繁盛の神様、健康の神様、縁結びの神様など、身近で親しまれている神様も紹介。本書を一読すれば誰もが神社通になれること請け合いである。代表的&珍しい神社のガイドもついた、今すぐお参りに行きたくなる一冊!
目次
第1章 知っておきたい神社のイロハ
第2章 神社の境内はワンダーランド
第3章 神社参拝の作法と心得
第4章 太古より息づく神々の世界
第5章 親しまれる神社の神事と祭礼
第6章 神社の開運御利益ガイド
第7章 神社“ツウ”になる必携知識
第8章 日本の代表的&珍しい神社
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつきネコ@成長した化け猫 久びさの成長
10
伊勢神宮に集団で行く予定が出来たので、礼儀のおさらいの為に読んでみた。まさに本書は神道の入門書としては最適だけど、もう少し分かりやすさと感情を込めて欲しかったかな。しかし、日本神話を見返すと、大国主命がモテモテだなとか、天孫の国譲りは強引すぎて、建御名方神がかわいそうでしかたがない。しかし、良い勉強になった。2015/12/07
nanoko
4
ある神社に参拝に行く事になり御祭神や御利益を調べたのかきっかけで手に取りました。入門書でちょうどいいです。神社では由緒書にも目を通すようになりました。2020/06/18
バーベナ
4
神社は身近な存在なのに、知っているようで知らないことが沢山。この本は神社の起源からわかりやすく説明してある。基礎知識があれば、ご利益うんうんではなく、神社に行くことそのものがもっと楽しめると思い手に取った。しかし、日本神話の神々もギリシャ神話に負けず、かなり人間くさくて面白いなぁ。2011/03/17
菜花@ほのおかくとう協会門下生
3
とても分かりやすく書いてあるので、神道初心者の私でもさくさく読ました。知りたいことは、すべてわかりました。お題にたいして、説明文が少し雑かな、というところは少し残念。あとは、日本の神様の名前には、すべて振り仮名をふってほしかったです。一気に全員は覚えられず、何度かページをいったりきたりしました。初心者向けにしては情報量が多く、お腹いっぱいです。2012/05/30
ブルー
2
知ってるようで知らなかった歴史とマナーについてが記載されてます。イラストでも写真でもいいので、補足画像などあったら読みやすかったと思いました。イザナギや天照大神などの神様のお話もあったけど、自分には少し難しすぎて分からなかったです。他国の宗教にもさらっと情報があって、そちらは面白かったかもしれません。2015/09/26