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内容説明
「一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ」といわれるように、いかなる組織・集団もその盛衰は指導者であるトップの双肩にかかっている。これはどんなに時代が変わろうとも、不変の法則である。では、その指導者たるトップの条件とは何か。本書は、武士道的精神を軸とし、著者が私塾である「岬塾」を中心に質疑応答を重ね、熟慮の末にたどりついたものを、十則としてまとめ、具体的な実例を掲げて述べたものとなっている。その十則とは、「心身ともに健康であること」「人間的魅力があること」「強い意志と行動力があること」「尊敬されるところがあること」など。本書を読めば、「経営はトップの器で決まる」ということ、つまりは「哲学」や「理念」の持ち方で大成功者にもなれば小成功者にもなるということがわかる。経営者から部下を初めてもった人まで、「人の上に立つ者」に読みごたえのある一冊!
目次
プロローグ 上に立つ者が絶対に身につけるべき原理原則
第1則 心身ともに健康であること
第2則 仕事に対する哲学(理念)をもつこと
第3則 人間的魅力があること
第4則 強い意志と行動力があること
第5則 大局を見る能力があること
第6則 自己啓発力があること
第7則 孤独に耐える能力があること
第8則 演出力があること
第9則 人材育成能力があること
第10則 尊敬されるところがあること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomohisa Fujita
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再読。内村鑑三の「代表的日本人」を皮切りに、武士道精神をベースにしたリーダーシップ論。古臭いと思われるかもしれないけれど、何年かぶりの再読ですが、学び気づきの多い内容。西郷隆盛、上杉鷹山、吉田松陰、山岡鉄舟他、日本の歴史には本当にすごい先達がいる。 仕事で取り組んでいる人材育成の中で一番難しいリーダー育成は、簡単に成果が出てくるものではなく方向性を見失いがちになってしまうけれど、そんな時に立ち戻ってくる一冊になってます。2015/09/04
アイマール
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教育は重要2019/07/30