本質を見抜く「考え方」

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本質を見抜く「考え方」

  • 著者名:中西輝政
  • 価格 ¥599(本体¥545)
  • サンマーク出版(2014/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763197979

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内容説明

一見もっともらしく見える他人の判断や見解に惑わされることなく、「自分の頭で考える」ためにはどうしたらいいか。国際政治学者として、また歴代内閣ブレーンとして、つねに新しい情報を集め、検証し、自分なりの見解を導き出さねばならない立場の著者が初めて明かした、世の中の真実に迫るための53の実践的思考法。

目次

第1章 考え始める技術
第2章 考えを深める技術
第3章 間違いを減らす技術
第4章 世の中を考える技術
第5章 疑問を抱く技術
第6章 情報を考える技術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

48
★★★☆☆情報や周りの意見にまどわされることなく、「自分の頭で考える」ための多くの視点を与えてくれる。自分の素直な感覚を大切にし、それを言葉にしていくことを心がけていきたい。他国の文化や価値観の違いなども役に立った。【印象的な言葉】①すべての考え方に安易な「人間愛」を持ち込まない。それを続けていると、自分の素直な感じ方を失い、本当の世界が見えなくなってしまう。②“イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後に走り出す。そしてスペイン人は走ってしまった後で考える”③「全員一致」は誰も考えていない証拠。2018/03/17

金吾

30
自分の頭で考えなければ本質を見抜く事は出来ないと感じました。また難しいことを簡単に表現できるのはそのことを理解しているからという考えは常々感じている話であり、身につけていきたい資質だと思います。2025/03/26

シュラフ

27
新聞・雑誌・書籍・インターネットなど現代のわれわれには情報が多いのだが、そこから「学び」そして「考える」ことをしなければならない。示唆に富む言葉がいくつも出てくる。わたしも常にものについて「考える」ことをしていく人間になりたい。手帳に書き留めておきたいのは次のふたつの言葉である。 「私に何らかの役割があるとすれば、多くの人が考えていて、うまく言葉に変えることができないでいる概念を言葉にすることではないか。」 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」 2015/10/25

壱萬参仟縁

23
53の考え方集。偶然だったが、7年前河上肇のセミナーで京大を訪れた際、ん? TVのウェークアップよりも小柄に見える中西教授がキャンパスを闊歩される姿を拝見した。類書には、笠信太郎『ものの見方について』、小林秀雄『考えるヒント』がある(003頁)。考え方05自分なりの仮説を立てる(032頁~)。1つのテーマに最低3つの仮説を立てて、検証し、加筆修正することを奨めておられる(034頁)。08むずかしい話をやさしく言い直す(041頁~)。  2014/10/03

いろは

14
「考え方」について、多面的にアプローチし、日本、そして世界に目を向けていくという作品。考えることは面倒くさい、苦手と思われてしまう昨今だが、それでは表面的な事しか理解出来ず、目に見える事だけ信じてしまう危うさがあると考えさせてくれる作品。私が一番印象的だった話題は、『むずかしい話を「やさしく」言い直す』私が常日頃から敬愛する人から言われる事は、「難しい話を難しいまま伝える人は、エセインテリ。難しい話を簡単にして伝える人は、インテリ。」 なので、この話題を読んだときは微笑ましかった。私もいつか、インテリに。2017/10/19

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