- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
運命に身をゆだねれば、幸せの方からプロポーズ! 自分をコントロールするハンドルを手放せば、運命は好転し、幸せの感覚自体が変わり、お金まで回り出す! 電子書籍版書き下ろしエッセイ“「仮」の生き方で十分”も収録。ケータイでは【ダイジェスト版】(税込み105円)も好評発売中です!
目次
1 いったん、幸せを求めることをやめては…?(幸せを手放す 「好きなこと」から自由になろう ほか)
2 問うことは幸せを超える(幸せや不幸って、いったい何? 幸せがいらなくなる問い ほか)
3 恋愛も家族も決まっているから悩まなくていい(恋愛も問いの結果 お互いに理解し合わないことが大事 ほか)
4 死は終わりではないから、あくせく生きなくていい(死は終わりではない 性差にしばられていないか ほか)
5 本当の幸せのコツは「おまかせ」(キーは、「問い」 問いは根源的であるほど良い ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただぞぅ
7
運命はある程度決まっている。でも多くの人は未来は白紙であり自分が筋書きを書き込むものだと思っている。この認識の違いが人を不幸にさせる。夢や希望を持つことは運命の流れに逆らうこともあると警鐘しているが固執したり執着しなければ毎日楽しく生きていく上で必要なものだ。本書のなかで著者が父親から言われた「大学は山を高くするところではない。裾野を広げるところ」という言葉が印象深かった。裾野が広くないと山は低いまま。狭い世界で高くしても対して高くはならない。それは社会人でも言えることで広い視野を持つ大切さを伝えている。2025/05/06
キー
7
不思議研究所所長、森田健先生の2007年の著作。講談社刊。 今作では、不思議現象の研究についてはメインではなく、研究を通して先生が辿り着いた思想がメイン。 自己啓発本とも言えますが、自己啓発本やスピリチュアル本を否定するような本でもあります。 各章のタイトルを見ても「幸せを手放す」「夢をなくそう」「自分磨きは、もうやめよう」「自分を諦める」「運命を諦める」などといった感じ。 かといって、全くネガティブな内容ではなく、読んでいて開放感があるというか、浮遊感があるというか、サブタイトル通りの内容です。2018/05/21
黒木 素弓
6
悪あがきせず、すべてを天に任せて運の流れに乗ればいいんだってことはわかりましたが、まだまだ私には理解できないことが多すぎます、、、(;´Д`)2016/09/28
ただぞぅ
4
外応と意味付けの違いは、直前に問いを発しているか否か。出掛ける前に靴紐が切れたから不吉と考える意味付けは、全く当てはまらず反対の意味にもなる。しかし問いかけに対し周囲が教えてくれる現象(外応)は現在の事象を未来にリンクできるという。また頂上を目指さない仙人の修行話も興味深い。常に山頂(目標)を目指し頑張ることが、当たり前と考えられ達成しないと幸福感が得られないと思っているが、目指さないことも新しい幸福ともいえる。目標は変わるものであり、執着し過ぎてはだめだ。自然の流れに抗うことなく楽しく生きることが吉。2022/01/29
不動 明
1
ここの所何冊か森田さんの著作を読ませて戴き大分運命観が見えてきました。それはやはり中国の人の思想の根底には老子の思想が下地にある、と。そしてその思想は私も中学生の頃から馴染みがあるので全く抵抗感はない。但しスポ根に熱中し、今またオリンピックに沸く日本人にとってはシニカルな思想にしか受け止められないであろう事は目に見える。つまり宗方仁と森田健は全く相容れない!と。2012/08/18