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内容説明
波乱に満ちた飛鳥の時代、いずれ天智(てんじ)・天武(てんむ)天皇となる中大兄皇子(なかのおおえのみこ)、大海人皇子(おおあまのみこ)は、不思議な少女――のちに歌人として名を残す額田女王(ぬかたのおおきみ)に出会う。美しく聡明な額田女王に惹かれる一方で、覇者への野望に燃えるふたりの皇子。彼らの激しい愛に揺れる額田もまた、時代の大きなうねりにのみこまれていく――。「苺のような恋の唄」と「冬の祭り日」も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
96
私がこのコミックを読んだのは中学生の頃だったはず。大好きな作品だった。藤の下で大海人皇子に抱きしめられる、額田女王のしなやかに泳ぐ腕にうっとりしたものだった。大海人皇子と中大兄皇子のどっちが好きかと自分に問いかけていた。己を知ろうとする、思春期の第一歩だった・・・はずがない。とはいえ、どっちも好きという私の本質は、40年経った今でも変わらない。我ながら呆れる。 2019/09/06
北本 亜嵐
15
額田王と中大兄皇子と大海人の皇子の三角関係を切なく描いた名作。兄弟に愛されても立場上、どちらも選ぶことが出来ない額田王。本当はどっちが好きだったのかな…と考えたり。私はこの漫画で古代史が好きになりました。2016/04/27
りぷれ@灯れ松明の火
8
【再読】コミックスから漫画文庫まで、もう何度読んだかわからないくらいの再読。中大兄皇子、大海人皇子、額田王の関係を知りたければこれを読め!と勧めたくなる一冊です。でも一番グッとくるのは、有間皇子と額田王の最後の包容シーン。ここは何度読んでも泣きそうになる…。2015/08/02
あめりこ
7
自分的古代ブーム読書。すごく良かった。額田王と中大兄皇子と大海人王子の三角関係って描かれ方が作家さんによって微妙に違っていておもしろいです。このお話では額田王は不可触的な神の巫女で、兄弟同時に一目で額田王の魅力に取りつかれるんだけど、額田王は「誰のものにもならない」スタンス。火のような激しさをもつ中大兄皇子と水のようなおだやかさをもつ大海人皇子の間を、揺れ動くわけじゃなく確固とした「自分」として立つ火と水の巫女額田王が素敵です。2014/03/15
papico
6
子どもの時以来、うん十年ぶりに読みました。当時は子ども心にも一筋縄ではいかない男女の愛の難しさと、華麗に描かれる古代の装束が好きで繰り返し読んでいたのですが、大人になってあらためて読むと中大兄皇子も大海人皇子も額田の君も、才能に溢れながらもなんと不器用で愛おしい人たちなのかと改めて思いました。そして当時読み流していたのですが、中臣鎌足…!ってなりました(笑)。しかし記憶に残り続ける漫画はやはりすごい。教科書でしか知らない古代史に生き生きとした命が吹き込まれていて、若い世代の方にもぜひ読んで頂きたいです。2016/09/08
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