文春文庫<br> 好きよ

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文春文庫
好きよ

  • 著者名:柴田よしき
  • 価格 ¥753(本体¥685)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167203139
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「好きよ。」──と遺書を書いて飛び降り自殺した愛果(あいか)。死んだはずの彼女の小指の指紋が、2年後FAX用紙に現れた…。元同僚の董子(とうこ)が愛果の<影>を感じ始めると同時に、奇怪な現象が頻発する。知っているはずの場所で彷徨う、神社の写真が届く、伊勢崎という謎の男が現れる、そして董子に近づく者たちが次々と殺される…。時空が歪み記憶も操られる中、董子の故郷・真湯島と東京を繋ぐ<邪悪な企み>が明らかに! 戦慄のホラーミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

29
うわっ!!タイトルから想像するものと、全く違う作品でした…。予想も出来ない展開でした!「好きよ」と一言だけ残してビルから飛び降りた…。彼女の死の真相は?何故彼女は自殺をしたのか…ってことでミステリーの方向に進んで行くのかと思ったら…。段々と怪しい雰囲気に包まれて…いろんな話がウジャウジャ出てきて…これ、オカルトかホラーでしょ!!えーーーっ!そっちに話が展開されていくの〜!驚きました…。強引なもっていき方って感じはありますが…話が話なので、そこは仕方ないところなのかな…。いやぁ〜ある意味すごい話でした…。2013/08/29

coco夏ko10角

23
タイトルが『好きよ』で文春の柴田さんだから恋愛ミステリだと思って手にしたから読んでびっくり。内容紹介に「予想を遙かに超える衝撃のラスト。」とあるけど、ほんとその通り。最初の方でホラーかファンタジーなのはなんとなく分かったけど、まさかな展開。2021/05/05

あぶらや

18
これはタイトルから想像出来ない展開。とは言え裏表紙に書かれていたコマーシャル文には「予想を遥かに越える衝撃のラスト」とあったので読む気になったのだが。 瀬戸内海の真湯島(実はかつては繭島)の伝説を軸に行きもつけぬ展開の物語が走り出す。 たっぷりと堪能しました。 ちなみにこの作家は初読みでしたが、以前漫画雑誌で名前を見たような。勘違いかな?2019/10/24

007

16
読みやすく途中までどんな展開になるんだろうと期待出来そうな感じで読み進んでいた。が後半があまり好みではない。ちょっとオカルトというか非現実的な内容になりすぎたかなぁ。でも閉鎖的な島のタブーな話は結構好き。2015/04/15

Tidu Koba

5
なんとも不思議な小説。まるでミステリのように始まるのに、どんどん怪しい方向に向かうのに、どこ向かっているかわからない!ぞっとするシーンも多く かといってホラーでもない。一体なんなんだのこの小説は!説明不能!2016/06/12

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