小学館文庫<br> 兵士を追え

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小学館文庫
兵士を追え

  • 著者名:杉山隆男【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 小学館(2014/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094082234

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内容説明

海自最高機密の塊・潜水艦に長期同乗取材!

働く自衛隊員たちの姿をみつめ、肉声を集める重厚なルポルタージュ、「兵士」シリーズ。第3弾では、急増する領海侵犯に日夜眼を光らせる、海上自衛隊の潜水艦および哨戒機部隊に鋭く迫る。一隻四百五十億円を越す“最高機密の塊”潜水艦に乗り込んでの密着取材。陽の光も空気も届かない深海で、潜水艦乗りたちは何を思うのか―。さらに、空から海の守りにつく哨戒機P3Cにも同乗。「兵士」たちの実情と素顔を浮き彫りにしていく。

目次

第1部 潜航せよ!(「秘」 ドルフィンマーク 指定席 後進微速 孤高の十六人 着信拒否 潜度xxxm 音の狩人)
第2部 海上警備行動発令(爆弾投下 お守り 名人 紙芝居 寝言 回避運動 六甲颪 覚悟)
第3部 対潜水艦戦(探知あり 鮫肌 海の隠れ家 内なる敵)
第4部 どんがめ群像(面構え ジュートラ ダンスマン 学習院卒 大観を観る 深呼吸 代償 待ち受け画面)
エピローグ 陸に上がる日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

29
自衛隊の現場を見てとる兵士シリーズ第3弾。今回は潜水艦とP3C。 予想に反し、戦闘を好んで兵士になっている者はほぼいない。それぞれの入隊事情が見えるのもこのシリーズの面白み。自衛官の馴れ初めも伺ったり、恋愛事情の暴露など、艦内の緊迫感ばかりではない。しかし潜水艦の内部は呉のくじら館で観察したが、艦内での仕事、生活は想像以上にタイトでありプライバシーのなさが気になった。1艦が約450億円。弾道ミサイルが当たり前の時代に潜水艦はどれほどのコスパなのか?同時並行で読んでる「沈黙の艦隊」の参考になった。 2019/11/26

モモのすけ

4
海上自衛隊(潜水艦やP3Cに搭乗)の話。「広い海の中に存在する、変温層という秘密のシェルターのありかを掴んでいることが、潜水艦にとっては我が身を守るためにも、逆に敵の裏をかいて絶好の攻撃のチャンスをものにするためにも重要」→中国の海洋調査船が日本の周辺で行っていることは資源調査だけでなくこの「変温層」調査。2013/04/21

まっつん

2
国防の最前線にいる自衛官への感謝の気持ちが生まれます。2009/04/17

さくら

1
現場の隊員の方々、ありがとう。2015/03/15

いちはじめ

1
潜水艦や哨戒機に同乗取材。今回も興味深い話を引き出している。2008/12/22

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