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内容説明
天下分け目の関ヶ原――日本を二分した空前絶後の大合戦には数多の武将が関与した。しかし、激戦を生き延びた者たちの「その後」は実に千差万別である。いち早く東軍参加を表明したにもかかわらず、戦後、家康に疎まれて没落した福島正則。一方、西軍に加担したために所領を失い浪人の身にとなりながらも、その後の努力で信頼を回復し、大名に返り咲いた立花宗茂。はたまた、天下取りの野心を捨て去ったかのごとく、グルメ三昧に走って生き残った伊達政宗などもいる。本書では、論功行賞に授かった者、減封・改易に処せられた者はもちろん、寝返り組や各地の緒戦で奮闘した者、東西で袂を分けた親子、さらには舞台裏で戦乱の渦に巻きこまれた女性たちまで、気になる「あの人」の合戦後の人生を紹介する。それぞれの人物が歩んだのは、易き道か、それとも茨の道か? 山あり谷あり大逆転あり……、波瀾万丈の知られざる「ドラマ」に迫る!
目次
序章 関ヶ原合戦 雌雄が決するまでの道のり
第1章 敗軍の将たちの壮絶な「その後」
第2章 明暗が分かれた東軍諸将の「その後」
第3章 裏切り者たちの不遇な「その後」
第4章 親子で袂を分けた武将たちの「その後」
第5章 各地の緒戦で奮闘した男たちの「その後」
第6章 関ヶ原合戦に翻弄された女たちの「その後」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めた
2
関ヶ原の戦い前後の逸話と、合戦でその後の人生が大きく変わった戦国武将のあれこれを語った一冊。要所要所で切って見てみると、それぞれに趣や興味深いものがあって、それが別の事件や出来事に結び付いていることを知ってみると、また面白い発見があって楽しめる。現代の小説の背景とか下敷きとか、知っているとなお一層深く楽しめることとかがあって、知識っていいものだなぁと単純に思ってしまう。今回の本は、重複している人物や内容も結構あったけど、このテのものは淡々と記述された教科書よりも楽しく読めると思う。2008/06/24
ohmi_jin
0
薄い内容かと思いきや、意外と知らないこともあって楽しく読めた。2016/05/07
やきおにぎり
0
再読。面白い。関ヶ原の戦いの経緯についてもよくわかる。2013/07/18
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