- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
天下分け目の関ヶ原――日本を二分した空前絶後の大合戦には数多の武将が関与した。しかし、激戦を生き延びた者たちの「その後」は実に千差万別である。いち早く東軍参加を表明したにもかかわらず、戦後、家康に疎まれて没落した福島正則。一方、西軍に加担したために所領を失い浪人の身にとなりながらも、その後の努力で信頼を回復し、大名に返り咲いた立花宗茂。はたまた、天下取りの野心を捨て去ったかのごとく、グルメ三昧に走って生き残った伊達政宗などもいる。本書では、論功行賞に授かった者、減封・改易に処せられた者はもちろん、寝返り組や各地の緒戦で奮闘した者、東西で袂を分けた親子、さらには舞台裏で戦乱の渦に巻きこまれた女性たちまで、気になる「あの人」の合戦後の人生を紹介する。それぞれの人物が歩んだのは、易き道か、それとも茨の道か? 山あり谷あり大逆転あり……、波瀾万丈の知られざる「ドラマ」に迫る!
目次
序章 関ヶ原合戦 雌雄が決するまでの道のり
第1章 敗軍の将たちの壮絶な「その後」
第2章 明暗が分かれた東軍諸将の「その後」
第3章 裏切り者たちの不遇な「その後」
第4章 親子で袂を分けた武将たちの「その後」
第5章 各地の緒戦で奮闘した男たちの「その後」
第6章 関ヶ原合戦に翻弄された女たちの「その後」