眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<br> 栞と紙魚子 何かが街にやって来る

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眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
栞と紙魚子 何かが街にやって来る

  • 著者名:諸星大二郎【著】
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • 朝日新聞出版(2014/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022130624

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内容説明

奇々怪々な人々が棲息し、摩訶不思議な事件が頻発する胃の頭町を舞台に、女子高生コンビの栞と紙魚子が大活躍!!表題作のほか、「犬魔の秘宝」「ゼノ奥さんのお茶」等計6編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

170
ゼノ奥さんのお茶を飲むと悩みを忘れるらしい。冬美の家ではアル中の父、ノイローゼの母、不登校の弟がこのお茶を飲み、軀に花を咲かせて呆けていた。冬美自身の悩みは剥離し〝忘れ物〟として欠片のままゼノ奥さん邸で生き続けている。そこでは人々の〝忘れ物〟が生きており、中には〝忘れ物〟同士で家族になっている奴もある。まるで阿頼耶識のようなこの邸に、夏子が冬美の〝忘れ物〟を探しに行くというお話であるが、本人の〝忘れ物〟を友達が探すというのは、依存よりも手助けに思えた。人格の統合にはやはり他者が何かの役割を果たすようだな。2022/03/17

ポテンヒット

10
今回は栞と紙魚子の周りの人が主役の話が多い。ゼノ奥さんは上品なマダムといった風情だが、菩薩のようだ。ラストのセリフが真理をついている。ゾン左衛門とジョンが四天王と邪鬼に思えてきた。段先生の奥さんは面白さに磨きがかかっていて最高!あと、結界をこういうビジュアルで表現するのを初めて見た(可愛いけど、弱い…)。今巻も諸星ワールドを堪能しました。2022/09/17

5〇5

3
皆さん、こんにちは。「レビューお便りリクエスト」のコーナーです。今日ご紹介するのは、東京都のニックネーム「座ればボンタン」さんのレビューお便りです。『ユニークな物の怪たちはもちろん、町の奇々怪々な住人たちがおもしろ過ぎです。独特のユーモアとアイデアに溢れるストーリーにも大満足!』さて、リクエスト曲は、クリスマスソングで「サンタが町にやってくる」です。替え歌バージョンでお聞きください。どうぞ…2022/05/10

Hiroki Nishizumi

2
ううむ、凄い。この発想はどこから出るのか、天才とはこのようなことを指すのか。それにしても段先生の奥さん・・・・2016/04/17

ドント

2
栞と紙魚子が2人で活躍する話が減り、サブメンバーが活躍する話の増えた第5巻。地元起こしに宝探しに人生相談に古家ホラーとほんわかな話が続いたあとの「魔術」のストレートな怖さが光る。古家のおばけ?の造形が怖いなぁ。表題作は胃の頭町の総決算といった趣で、結界くんがかわいい。2013/01/25

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