内容説明
2人の少女を惨殺した殺人鬼の命に10億の値がついた。いつ、どこで、誰が襲ってくるか予測のつかない中、福岡から東京までの移送を命じられた5人の警察官。命を懸けて「人間の屑」の楯となることにどんな意味があるのか? 警察官としての任務、人としての正義。その狭間で男たちは別々の道を歩き出す。 (講談社文庫)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
356
【読メグロ部】いやぁ、めっちゃ胸糞悪いわ~、んでもって一気読み~。漫画家出身の、作家さんとしての(いろんな意味で納得の)デビュー作。期待感とスピード感の合間に、ホロッとさせてくれる人物描写もあったりして。これをどうやって映画化したんだろう、興味津々。2017/11/19
takaC
282
話を無駄に広げ過ぎじゃなかろうか。ただドタバタ騒いでいるだけで長さに見合った深さは無かった。えっ?この人はヒロシとトオルの漫画描いてた人なの?巻末解説読んで知った。2015/04/08
青葉麒麟
226
あの三池監督作品の原作本なので、かなりの暴力シーンとかあるんだろうなぁと期待して読んだらさほどだった。銃器に関してかなり詳しい説明や描写があるけど、見た事ないからいまいち想像出来ないんだよね。しかし清丸本当にゲスで屑だなぁ。映画版では藤原竜也が演じてたけど、私的には山田孝之にやって貰いたかった。そしたら何回でも観に行ったのに。日本を縦断するので色んな方言を知れて良かった。蜷川の決意って案外脆いね。2014/04/21
Tanaka
175
映画を見た後で読んだ。ところどころ違っているけど、どちらとも清丸の異常さがにじみ出ている。2013/07/05
のり
140
服役後すぐに少女を辱しめ殺害した「清丸」。孫を失った財界の重鎮「蜷川」。三大紙に前代未聞の清丸殺害10億の懸賞金をかけた記事が掲載される。命の危険を感じた清丸は自首するが…福岡から東京へ移送を託されたSPの「銘苅」をはじめとする主要5人。10億に目が眩んで次々と襲いかかって来る一般人。さらにやっかいな身内のはずの警察官。命を賭けて守る意味があるのかジレンマに苛む。金に物言わせ世間を先導した蜷川や従った警察上層部や新聞社も常軌を逸してる。全てを操った謎の人物「サライヤ」の正体は?2019/08/04
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