内容説明
耳を澄ませばウグイスが鳴いているし、草笛をねっしんに吹く人もいる。カラスがマヨネーズのふたを開けられないし、鈴虫がケンカの仲裁をする。たまには梅の花や蓮の花の香りを聞いて、蛍や流れ星を見た夜もある。そんな二人のなんでもない日常がしみじみ笑えて面白い。笑う探検隊・シンボー夫妻の、茶碗も笑うエッセイ集。
目次
青梅の由来
なまけものの節句働き
草笛光夫さんのこと
自家製グリンピース
アフリカの大統領
月食と蓮の香
シキシマゼキ
救急車は大ゲサか?
ほんとのところ
わらしべ長者〔ほか〕