ちくま文庫<br> 笑う茶碗

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ちくま文庫
笑う茶碗

  • 著者名:南伸坊【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 筑摩書房(2014/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480423702

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内容説明

耳を澄ませばウグイスが鳴いているし、草笛をねっしんに吹く人もいる。カラスがマヨネーズのふたを開けられないし、鈴虫がケンカの仲裁をする。たまには梅の花や蓮の花の香りを聞いて、蛍や流れ星を見た夜もある。そんな二人のなんでもない日常がしみじみ笑えて面白い。笑う探検隊・シンボー夫妻の、茶碗も笑うエッセイ集。

目次

青梅の由来
なまけものの節句働き
草笛光夫さんのこと
自家製グリンピース
アフリカの大統領
月食と蓮の香
シキシマゼキ
救急車は大ゲサか?
ほんとのところ
わらしべ長者〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tomi

22
日比谷公園でカエルにアイサツしたり、二人でオカメヒョットコに扮して年賀状を作ったり、和生菓子にオヤだのコだの付けて一緒に発音訓練したり(オヤワナマガシ…確かに難しい)。シンちゃんこと伸坊さんとツマの楽しそうな日常が書かれていて、ほのぼのします。表紙のイラスト、てっきり伸坊さんかと思いきやツマ南文子さん。画風も似てる(笑)。2013/12/13

サティ

13
ほのぼのじいさん、ばあさんの茶飲み話って感じだけど、まだまだ若い。奥さんだってその当時は47才。夫婦仲良きことは良いことだね。奥さんの言うのに、何でもウンウンって聞くからいいよね。何でもないようなエッセイで、何が言いたいのかなって思うけど。奥さんへの感謝のエッセイだと思う。2024/08/11

KAZOO

6
この本を読んでいるとほんとうに現実のことかと思ってしまいます。マスコミや新聞を見ていると事件ばかりが先行している感じがしますが、この本を読んでみると別世界でほのぼのとした感じがします。それでもそんなに世間から離れているかというとそうでもなく現実世界のことが書かれているのです。いらいらしてくるとこの本を読むのもいいかもしれませんね。2013/12/01

縄文会議

4
主に奥さんとの日々を綴ったエッセイ。イラストレーターだと思っていたけど文章もこんなに面白い人だったとは。他愛ない日常を楽しく過ごしていて、こういう夫婦いいなあと思う。2023/12/13

timeturner

2
なんともいえない不思議な面白さ。一読してガハハと爆笑するのではなく、じわじわとしみてくる。ぼんやり眺めているうちに、気がつくとうふふと笑っている感じ。それにしても、いいご夫婦だなあ。2014/05/10

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