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内容説明
「なんだ、クラシックって中々いい音楽じゃない」――テレビCMや街角のBGMで、クラシック音楽を耳にする機会が多くなったのも、そんな巷の声が反映されてきた証拠ではないでしょうか?そこで本書は、「これを知れば、クラシック音楽が100倍楽しめる!」というテーマに絞り、素朴な疑問ばかりを60項目集めました。●ヴィヴァルディの《四季》は死後、忘れられていたって本当?●バッハはなぜ「音楽の父」なのか?●ベートーヴェンはどの程度、耳が聞こえたのか?●シューベルトの名曲はなぜ《未完成》なのか?●ヴェルディの曲がサッカーの試合で流れる理由とは?●コンクールって本当に公平な審査がおこなわれているのか?●名器ストラディヴァリの音の秘密とは?など、普通の人が、たった2時間で「にわかじこみのクラシック通」を語れる知識が満載! クラシックアレルギーの人も必見の一冊です。
目次
第1章 実は気になる、音楽史にまつわる疑問(最古のクラシック音楽はどの曲? バロック音楽とバロック絵画はどう関係あるのか? オペラから音楽が発展したというのは本当か? ほか)<br/>第2章 作曲家たちの気になる疑問(ヴィヴァルディの「四季」が死後、忘れられていたって本当? バッハはなぜ「音楽の父」なのか? ハイドンの交響曲のタイトルは、なぜ、ふざけたものが多いのか ほか)<br/>第3章 作品や演奏、人物にまつわる、さまざまな疑問(指揮者という職業はいつ誕生したのか? 名ピアニストだった作曲家は誰? 悪魔に魂を売ったといわれたヴァイオリニストとは? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メカメカ
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表題の通り、クラシック音楽についての雑学書。 基本的には著名な作曲家のことについて羅列しています。 自分のように特に知識のない人間の導入としては良いのではないでしょうか。それなりに知識のある方には物足りないかもしれませんが。 バロックやロマン派などの意味を知れただけでも良かったように思います。2017/10/19
Soichiro
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この手の本はそろそろ読み飽きてきたな。2014/08/14
うたまる
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「バロックとはポルトガル語で”ゆがんだ真珠”という意味であり、けっしてほめ言葉ではない。むしろ否定的なニュアンスの言葉だった。(中略)ルネサンス時代に芸術において重要視されていたのは”均衡”と”調和”。それをバロックは否定したのである。当然、バロックの特徴は”不均衡”と”不調和”となる」2010/02/19