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内容説明
百貨店同士の大規模な合併、商店街の衰退、外資系の相次ぐ進出など、大変革期を迎えている日本の流通業界。そんな状況の中、もはや従来のやり方では熾烈な競争に勝ち残ることはできなくなっている。しかし、いまだ多くの流通業は過去の成功体験から抜け出せていない。これからの流通業・勝利の方程式を知る者だけが、この状況から抜け出すことができるのだ。本書は、ユニクロやしまむらなどの勝ち組流通企業の秘密を解き明かすとともに、「中間流通」「モールビジネス」「超成熟消費社会」「ジャパン・オリジナル」といった、これからの流通戦略のカギを握る重要トピックをやさしく解説。流通業界の仕組みと、流通戦略の新常識が1冊でわかる。
目次
序章 45年後に訪れた“真性”流通革命
第1章 天下大乱期を迎える日本の流通業界
第2章 激変する小売勢力―新旧交替の構図を読み解く
第3章 超成熟消費社会の到来―見直しを迫られるチェーンストア理論
第4章 モールビジネスが巻き起こす流通業態革命―SC(ショッピングセンター)の激増は何を意味するのか
第5章 消費起点から流通起点へ―仮説/中間流通基幹主導論
第6章 これからの消費市場を占う―ジャパン・オリジナルの確立で勝つ
終章 21世紀の流通を牛耳るのは誰か?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はち
7
@80 再読。改めて流通を動画形づくるべきか。そのための武器は何かを考える。10ネンマエなのでさらっとしか触れられてないがテクノロジーの進化によって変わる部分と不変の部分を見極めていきたい。2017/06/27
牧神の午後
7
著者の年代のせいか若干大時代掛かった口調ではあるけれども、書いている内容はまっとう。今の状況を十分に予見しているのはさすがとしか言いようがない。但し、過去への洞察、たとえば「中間流通無用論」の無用論のロジックは流通の効率性で十分説明できるものだし、付加価値型の卸はこの本が書かれた7〜8年前でも菱食や国分が十分に実現していたものだったと記憶している。2014/06/24
Naota_t
1
★3.6/2007年上梓にしては革新的かつ本質的なことが書かれているな、と感心していたが、そのもととなったのが、ファストリの2005年決算スライドにある”情報製造小売業”だったというので大きく納得した。著者が今後の勝ち組は作る・運ぶ・売るの垣根を取っ払った製造小売業であり、現代の消費者が求めるのは「生活を変え、その幅を広く豊かにしてくれる」ものと説く。まさに今のユニクロのを体現する言葉だ。ECが発達しリアル店舗の存在意義が求められる今、ドンキの楽しさと感動を提供する売り場には大きなヒントがあると感じた。2022/11/02
はち
1
@80 少し前の著書だが、十分に現在を見通している。ここから得られる示唆を、数年遅れている自分達の業界に生かせば、当時の勝ち組に近い効果を得られるかもしれない。2013/03/07
tdash
0
★★☆☆☆2013/04/13
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