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内容説明
ネットで一体化した社会は、企業にとってまさに「弱肉強食」の世界。生き残りをかけて、進化し続ける企業とはどのようなしくみをもつのか。本書は5つの潮流を読み解く――(1)業界を超える異業種格闘技競争、(2)インフラの巨大化と劇的なコスト革命、(3)消費者主権、カスタマーのメディア化、(4)企業間のあいのりとマッシュアップ、(5)終身雇用の崩壊にともなう新たな集合知――これらの激流に適応した企業だけが生存を許される。あなたの会社はどうだろうか。たとえば、著者は「グーグルとアマゾンドットコムが将来のある時点でもし対等合併したら」という問題提起を行なう。予測できない近未来の世界にさまざまな光を当てる。本書は、コンサルタントである鈴木貴博氏と現NTT副社長の宇治則孝氏の共著というかたちをとっているが、ネット世界を知る何人かの有識者が関わっている。次代を読み解く「知の集大成」ともいえる。
目次
第1章 進化しない企業は生き残れない―異業種格闘技情報の時代がやってきた
第2章 グーグルは企業経営にどう関係するのか―日本企業とグローバルIT企業の未来の関係
第3章 消費者主権主義は何を意味するのか―企業とブログの新しい関係
第4章 企業同士の新たなつながり―マッシュアップともたないシステムがビジネスを変える
第5章 社員同士がつながる時代―企業内SNSがビジネスを変える
第6章 将来に向けての展望―われわれはどう進化すべきなのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
現代に置いては,すべての物事はネットワークによって接続が可能になった.これは,単にデータのやりとりのみならず,仕事のすべてを劇的に変化させたと言える.そのため,従来成功していた手法を堅守したとしても,凋落していくだけである.2011/02/16
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 セブン銀行が、セブン店舗等に設置するATM総数は 12,000台にのぼる。同社によると、 ATM1台/一日当たり平均利用は98件。他行から入る手数料が 100円/回だとすると、手数料収入だけで年間 400億円を超える。セブン銀行の19年3月期の業績は、経常収支(売上)が754億円、経常利益が250億円となる。「預金集めや運用利益の獲得を主眼にしない」銀行が「預金者から預金を集めて、企業へ貸し付けて運用収益を得る」という従来の銀行のビジネスモデルを根本から覆しているといえるだろう。2018/06/21
kuma-kichi
1
うーん、どうだろう。ビジネス本としては、おそろしく読みにくい。2010/10/10
木公
1
10年前に書かれたとだまされて読んでも納得するくらい、新しい気がしない。2008/01/20
遊星
0
仕事本。借りて読んだ。異業種からの参入激化、コストの劇的な革命、CGM、マッシュアップ(API解放)、企業内SNSという5つについて書かれている。いかんせん2007年の本なので、コストはフリー、CGMはTwitterやFaceBookへ、企業内SNSは結局来なかったとか随分様変わりしてしまっているのだが、これからこういった分野を学ぼうとする企業人にとっての入門書としては良いのではないか。2011/02/26
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